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公開日:
2024.11.24

出身地を英語の自己紹介でどう言う?定番フレーズ集【保存版】

自分の出身地を英語で表現するフレーズは下記の通りたくさんあります。自己紹介のときにワンパターンにならないように、様々な言い方を覚えておきましょう。

I’m from Japan.
I come from Japan.
I was born and raised in Japan.
My hometown is Tokyo, Japan.

また、日本のどこなのか?などの追加の情報を伝える場合のフレーズや、相手の出身地を聞く場合のフレーズ、注意しなければならないフレーズなどを、会話例とともに紹介します。 英語の自己紹介で出身地をいう場合の保存版として活用してください!

1. “I’m from 〜”「私は〜出身です」

握手する人

最も一般的なフレーズ|”I’m from 〜”

I’m from Japan.
(私は日本出身です。)

自分の出身地を表現するときに使用される最も一般的で簡単なフレーズです。自分が生まれ育った場所、もしくは幼少期を過ごした場所を表現します。

例文


I’m from Tokyo, Japan.
(日本の東京出身です。)
I’m from Hokkaido, the northern island of Japan.
(日本の北部の島、北海道出身です。)
I’m from Iwate, northern part of Japan.
(日本の北部、岩手出身です。)


会話例


A: I’m from Japan.
 (私は日本出身です。)
B: Whereabouts in Japan?
 (日本のどちらですか?)
A: Hokkaido, the north island of Japan. Where are you from?
 (北部の島、北海道です。あなたは?)
B: I’m from New York. Have you been there?
 (私はニューヨーク出身です。行ったことがありますか?)
A: No, I’ve never been there.
 (いいえ、行ったことがありません。)


一般的なフレーズ|”I come from 〜”

I come from Japan.
(私は日本出身です。)

“I’m from 〜” の次によく使用されるフレーズです。このフレーズも、自分が生まれ育った場所、もしくは幼少期を過ごした場所を表現します。現在形の ”come” を使うところに注意してください。

例文


I come from Osaka, western part of Japan.
(日本の西部、大阪出身です。)
I come from Kagoshima, southern part of Japan.
(日本の南部、鹿児島出身です。)
I come from Okinawa, the southernmost prefecture of Japan.
(日本の最南端の県、沖縄出身です。)


会話例


A: I come from Niigata, Japan.
 (私は日本の新潟出身です。)
B: Niigata?
 (新潟ですか?)
A: Yes, Niigata is located to the northwest of Tokyo. It’s about 300 kilo meters from Tokyo.
 (はい、新潟は東京から北西のところに位置しています。東京から約300kmです。)
B: I see. I’ve been to Tokyo twice, but never been to Niigata.
 (わかりました。東京には2回行ったことがありますが、新潟には行ったことがありません。)
A: How about you?
 (あなたは?)
B: I come from Vancouver, Canada.
 (私はカナダのバンクーバー出身です。)


注意が必要なフレーズ|”I came from 〜”

I came from Japan.
(意味① 私は日本出身です。)
(意味② 私は日本から来ました。)

上記で紹介した “I come from 〜” の “come” を過去形の “came” にしたフレーズです。出身地を言うのにこのフレーズは避けた方が無難です。

なぜなら、この “I came from 〜” は2つの意味を表現することが可能だからです。一つは、現在形の “I come from 〜” と同じ意味の「出身地」を表す場合です。そして、もう一つは、単純に今の場所に来る前にいた場所を表す場合です。どちらを意味にも取れるので誤解を避けるためにも、このフレーズは使わないようにしましょう。

例文

例えば、下記のフレーズは、日本出身という意味ではありません。今の場所に来る前は日本にいて、昨日日本から今いる場所に来たとことを表しています。


I came from Japan yesterday.
(私は昨日日本から来ました。)


下記の場合も同様に、会社から今の場所に来たことを表しています。


I came from my office.
(私は会社から来ました。)


英語では、「過去形」は過去のある特定の時点(例えば、「昨日」とか「1年前」など)のことをいうときに使います。一方で、「現在形」は「習慣」や「普遍の真理」を表現するときに使います。例えば、下記の例文の場合は、「テーブル」が「木」でできているという「普遍の真理」のことを言っているので「現在形」を使います。


This table is made of wood.
(このテーブルは木でできている。)


「私は日本出身です。」も、「普遍の真理」であり、「昨日」とか「1年前」などの過去のある特定の時点のことを言っているのでありません。ですから、現在形の ”I come from Japan.” が適切な表現となります。

会話例


A: I came from Japan.
 (私は日本から来ました。)
B: Do you mean you are Japanese?
 (あなたは日本人だという意味ですか?)
A: No, I’m originally from the United States, but I’m currently working in Japan. So, I came from Japan yesterday.
 (いいえ、もともと私はアメリカ出身ですが、今日本で働いています。ですので私は昨日日本から来ました。)
B: I understand.
 (わかりました。)


2. “I was born and raised in 〜”「私は〜で生まれ育ちました」

話す人

最も一般的なフレーズ|”I was born and raised in〜”

I was born and raised in Japan.
(私は日本で生まれ育ちました。)

上記は、直訳では「〜で生まれ育ちました」ですが、出身地を表現するときに使用される一般的なフレーズです。下記のように分けて表現することも可能です。

I was born in the United States, and raised in Japan.
(私はアメリカで生まれ、日本で育ちました。)

例文


I was born and raised in Tokyo, Japan.
(私は日本の東京で生まれ育ちました。)
I’m from Japan. I was born in Osaka, and raised in Hokkaido.
(私は日本出身です。大阪に生まれ、北海道で育ちました。)
I was born in Hawaii, and moved to Tokyo when I was 2 months old, then raised there.
(私はハワイで生まれ、2ヶ月のときに東京に引っ越し、そこで育ちました。)


会話例


A: I’m from Japan.
 (私は日本出身です。)
B: Whereabouts in Japan?
 (日本のどこですか?)
A: I was born and raised in Okinawa, the southernmost prefecture of Japan, and moved to Osaka to study computer science in a college.
 (日本の最南端の県、沖縄で生まれ育ちました。そして大学でコンピュータサイエンスを学ぶために大阪に引っ越しました。)
B: How’s your hometown Okinawa like?
 (あなたの故郷の沖縄はどんな感じですか?)
A: Umm, it’s difficult to describe…
 (えーと、どう表現すればいいのか、難しいですね。)


主にイギリスで一般的なフレーズ|”I was born and brought up in〜”

I was born and brought up in Japan.
(私は日本で生まれ育ちました。)

“be brought up” は “be raised” と同じ意味ですが、“be brought up” は主にイギリスで使われる表現です。

会話例


A: Where were you born?
 (あなたはどこで生まれましたか?)
B: I was born in Tokyo.
 (私は東京で生まれました。)
A: Is that where you were brought up?
 (そこで育ったのですか?)
B: Actually, no.
 (実際は違います。)
A: Where were you brought up?
 (どこで育ったのですか?)
B: I was brought up in London. My family moved here in London when I was 2 years old. I live here since then.
 (ロンドンで育ちました。私たち家族は、私が2歳のときにここロンドンに引っ越しました。私はその時からここに住んでいます。)


使用可能なフレーズ|”I grew up in〜”

I was born and grew up in Japan.
(私は日本で生まれ育ちました。)

“be born” と一緒に使用する場合は “grew up” よりも “be raised” の方がよりナチュラルですが、出身地(生まれ育った場所)をいうときに使えるフレーズです。

下記のように ”grew up” 単体ではよく使用されます。この場合は、出身地というよりも「幼少期を過ごした場所」を表現します。

I grew up in Tokyo, Japan.
(私は日本の東京で育ちました。)

会話例


A: Where did you grow up?
 (あなたはどこで育ったのですか?)
B: I grew up in Denver, Colorado.
 (コロラドのデンバーです。)
A: Is that your hometown?
 (そこがあなたの地元(故郷)ですか?)
B: You can say that. I was born and grow up in Denver. I lived there until I moved to San Francisco for college.
 (そうですね。デンバーで生まれ育って、大学でサンフランシスコに引っ越すまでそこに住んでいました。)
A: That’s why you are good at snowboarding.
 (だからスノーボードが上手いのですね。)
B: That’s right.
 (その通りです。)


3. “My hometown is 〜”「私の出身地は〜です」

別れの挨拶をする人達

My hometown is Tokyo, Japan.
(私の地元(故郷)は日本の東京です。)

“My hometown is 〜” は、直訳では「私の地元(故郷)は〜」となりますが、出身地を表現するときにも使用されます。

会話例


A: Where do you come from?
 (出身はどちらですか?)
B: I come from Japan.
 (日本です。)
A: Where in Japan?
 (日本のどちらですか?)
B: My hometown is Nagoya in Aichi prefecture.
 (私の地元は愛知県の名古屋です。)
A: Where is it located in Japan?
 (日本のどの辺に位置していますか?)
B: Nagoya is located in Central Japan. It’s located between Tokyo and Osaka. Toyota’s headquarters is in Toyoda city which is next to Nagoya city.
 (名古屋な日本の中央に位置しています。東京と大阪の間にあります。名古屋市はトヨタの本社がある豊田市の隣です。)
A: Oh, so it’s like Detroit in the United States.
 (へー、アメリカのデトロイトのようですね。)


4. [ご参考]”I live in 〜”「私は〜に住んでいます」

雄弁な人

「(定住地として)〜に住んでいます」|”I live in 〜”

I live in Tokyo.
(私は東京に住んでいます。)

“I live in 〜” は出身地を表現するフレーズではありませんが、「今(定住地として) 〜 に住んでいる」というときに使う表現です。下記のフレーズでは出身地を表現することもできます。

I live in Tokyo since I was born.
(私は生まれた時から東京に住んでいます。)

会話例


A: Where are you from?
 (出身はどちらですか?)
B: I’m from Tokyo, Japan.
 (日本の東京です。)
A: Where do you live now?
 (今どちらにお住まいですか?)
B: I live in Tokyo since I was born.
 (生まれた時から東京に住んでいます。)
A: OK. So, Tokyo is your hometown.
 (そうですか。そうすると東京があなたの故郷ですね。)
B: Yes, but I don’t like it so much.
 (はい。でもあまり好きではないです。)


「(仮住まいとして)〜に住んでいます」|”I’m living in 〜”

I’m living in Tokyo.
(私は東京に住んでいます。)

“be living” と現在進行形にすると、「定住地として」というニュアンスではなく、「仮住まいとして」というニュアンスが含まれます。したがって「今は、東京に住んでいます。」というニュアンスになります。

会話例


A: Where do you live?
 (どちらにお住まいですか?)
B: I’m living in Hokkaido.
 (北海道に住んでいます。)
A: Were you born in Hokkaido?
 (北海道でお生まれですか?)
B: No, I’m originally from Okinawa, but I’m living in Sapporo now.
 (いいえ。もともとは沖縄出身ですが、今は札幌に住んでいます。)
A: How do you like Sapporo?
 (札幌はいかがですか?)
B: It’s a bit cold for me in winter. So, I’m planning to move to Los Angeles next year.
 (冬は私にはちょっと寒いです。ですので来年ロスに引っ越す予定です。)
A: Wow!  (ワオ!)


なお、出身地以外の、趣味・会社・経歴などについての自己紹介で使えるフレーズについては、「英語で自己紹介|簡単例文【保存版】出身地・趣味・会社・経歴など」を参考にしてください。

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執筆者プロフィール
小柳 恒一
  • 1999年ロンドン大学大学院ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。1997年TOEFL630点取得。2003年TOEIC990点取得。2004年米国公認会計士試験合格。2010年4月中小企業診断士登録。
  • 2000年よりリーマン・ブラザーズ等にて13年以上M&Aのアドバイザリー業務に携わる。
  • 2010年より中堅・中小企業を対象とした事業継承M&Aコンサルティング事業を開始。
  • 2013年よりThe English Clubの前身となるEnglish Tutors Network事業を開始。
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