齊藤様は、当社サポートのご利用を開始される前から英語を使って仕事をされる機会が多く、また様々な英語学習に取り組まれていたので、「言いたいことを英語で伝える」ことは充分に可能な状態でした。特に、お仕事関連のことは、専門用語の知識もあり、かなり複雑で込み入った内容まで話せる能力をお持ちでした。ただ、日本語直訳調の表現が散見されること、流暢さがやや足りないことから、英語でのコミュニケーションにストレスを感じている状態でした。
毎日、発音とアウトプットを意識した語彙・文法学習に取り組んでいただくことで、曖昧な知識を補強し、使える英語の土台作りをしました。毎週テストを実施しながら、音読、シャドーイング、英作、暗唱など、様々な角度から繰り返し学習することで、徐々に会話で使える表現の幅が広がってきています。
齊藤様が特に課題だと感じている発音に関しても、発音記号を丁寧に練習しながら、音声変化のルールも順調に覚えてきています。最近は、こちらから指摘する前にご自身で音声変化に意識して発音できることが増えてきました。それに伴い、リスニング能力も上がってきています。今後も、より円滑なコミュニケーションを可能とするために相手に伝わりやすい発音を目指して練習を続けていきましょう。
また、改善点としてあげられました「学習ツールのアドバイス」も受講者様の課題や学習状況に合ったものをご提案できるよう、検討してまいります。