古賀様は元々お仕事で英語を使用する環境でしたので、英語を発信することには慣れていらっしゃいました。お仕事でメールだけでなく、外国人の方とコミュニケーションする機会も多く、何より発音がとても綺麗な方だというのが第一印象でした。基本的な文法も分かっていらっしゃいましたが、自分の言いたいことをスムーズに英語で言えるかというと、作文して発話するまで時間がかかってしまうのが課題だったと思います。
ボキャブラリーを増やすことと、文法をもう一度見直すこと、テキストの英文をしっかり読んでシャドーイングすることでモデルとなる英文の継続的なインプットが有効と思われました。実際の場面に置き換えて、どんな時にその文法、表現を使用出来るかをイメージしながら一緒に授業内で取り組むように意識しました。やはり、どんなに机上の勉強をしても実際にはいつ、どんな場面で使えそうかをイメージ出来ないとモチベーションも湧いてこないと思われますので、実際の場面を考えて頂くことが有効だと感じました。少しずつ、どこでその表現が使えるか実感を持って課題に取り組めるようになってきたと思います。
また、毎週一つのトピックに対してスピーチを作文して頂いていますが、その宿題を通して、自分の考えを伝えるための適切な英単語、表現、文法に意識が向いたことで、スピーキング力も上がって来ました。言葉が詰まってしまう時はたいていふさわしい単語が思いつかない時のようですので、ボキャブラリーの引き続きの増強と、アウトプットの機会を増やして、どんな単語を知ったら発話につながるのか、改めて認識する機会を沢山作っていこうと思います。
語学学習は第一にインプットを増やすこと、それをアウトプットするチャンスを増やすこと、そして何よりもコミュニケーションが楽しいと思える事が大事だと思います。授業内では沢山英語で議論をし、古賀様の意見を伺うことで講師としても非常に刺激され、とても楽しく有意義な時間を過ごしています。これからも考えを述べる時に便利な定型表現などをどんどん定着させ、ご自分のものにして頂けたらと思います。