YK様は受講開始時にTOEIC(ほぼ)900点を取得されていましたが、スピーキングが課題でした。それを克服するためには、①英語回路の強化、②頭の中で英文をスムースに作れるようにすること、③定型表現を覚えて使えるようにすること、この3つを実現する必要があります。
YK様のカリキュラムは、それら3つを集中的に強化することを柱にし、加えて発音矯正を行うというものです。
スピーキング力を向上させるには、日本語を介入せずに英語を英語のまま表現できるようにすることが最終的な目標です。そのためには日本語の「OS」に加えて、英語の「OS」を頭にインストールしなければなりません。要するに、①の「英語回路(英語脳)」を構築するということです。そのためのトレーニングは主に自主学習で行なってもらっています。また、③の「定型表現」も主に自主学習で覚えてもらっています。
一方で、自主学習では難しい②「英文を作る」と「発音矯正」については、週1回75分のセッションでトレーニングしています。②は第二言語習得研究でもその効果が高いと言われている「リハーサル」、及びショート・スピーチに取り組んでいます。発音矯正は、唇・舌・顎・喉・肺などの動かし方を矯正しながら、英語特有の母音・子音、音声変化(リエゾン)、リズム、イントネーションなどを体得するようトレーニングを続けています。
現在約3ヶ月が過ぎたところですが、英語回路の土台はかなり固まってきました。これから更に強化していきます。頭の中で英文を作ることに関しても、だいぶスピードが速くなってきており、正確さも向上してきました。定型表現を更に強化していくことで流暢さを更に向上させていきます。発音は、「口」の動かし方が重要な「運動系」ですので、無意識的に動かせるようになるまで繰り返し練習していただいています。
YK様は毎日意欲的に学習されているので、このまま続けて頂ければ目標到達も近いと感じております。担当講師としては安心できる受講者様です。
客観的は評価システムについては、他の受講生の方からもご要望頂いておりますので、鋭意検討中です。少々お待ちください。おすすめの他社のテストのついては個別にお話しさせて頂きます。