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公開日:
2024.06.23

英語で自己紹介|簡単例文【保存版】出身地・趣味・会社・経歴など

英語で自己紹介するときは英語の流儀で。

英語の自己紹介は日本語のそれとは異なるところが多々あります。第一印象が大切なのは世界共通です。変わった人だと思われないように、英語圏での自己紹介の方法と注意点を理解しておきましょう。

「郷にいれば郷に従え。」です。

1. 【英語で挨拶と名乗り】簡単シミュレーション

初めて会った方(方々)に対して、挨拶と自分の名前をいうときの一般的な流れと注意点を解説します。

1.1. 一対一の場合

握手する人
STEP ① 名前を名乗る: (※相手の目を見て、軽く微笑みながら…)
Hello, my name is <Kenichiro Suzuki>.
(発音:ハロー、マイネイムイズ<ケンイチロースズキ>)
(意味:こんにちは/こんばんは。<鈴木健一郎>です。)
STEP ② 挨拶する (※握手の手を差し出しながら…)
Nice to meet you.
(発音:ナイストゥミーチュー)
(意味:初めまして。)
STEP ③ (相手) (※握手をしながら…(2秒間くらい))
Nice to meet you, too. I’m <Tom Cruise>.
(発音:ナイストゥミーチュートゥ、アイム<トムクルーズ>)
(意味:初めまして。<トム・クルーズ>です。)
I’m sorry. What is your name again?
(発音:アイムソーリー、ワットイズユアネイムアゲイン?)
(意味:すみません、もう一度あなたの名前を教えてください。)
STEP ④ (自分) (※ゆっくり、はっきりと…)
I’m <Kenichiro Suzuki>. Please call me “<Ken>”.
(発音:アイム<ケンイチロースズキ>、プリーズコールミー<ケン>)
(意味:<鈴木健一郎>といいます。<ケン>と呼んでください。)
自己紹介へ(下記参照)


Point ❶:最初に話しかけるときに微笑むことは、「私は敵ではありません。」という意味があります。目を合わせることと軽く微笑むことを忘れずに!
Point ❷:「かたい握手(強めの握手)」を心がけましょう。ふにゃふにゃな手で握手すると、やる気がない(会ったことが嬉しくない)と思われてしまう可能性があります。
Point ❸:握手は2秒くらいで手をはなそう。ずっと握手しながら話し続けることはやめましょう。
Point ❹:ビジネスの場合、名刺交換は会話のあと、別れ際にしましょう。日本の慣習のように最初に名刺交換はしません。
Point ❺:”Nice to meet you.” は、初めて会った人にすぐに言うことば。一方で、”Nice meeting you.” (“Nice talking to you.” も同様) は、初めて会った人と別れるときに言うことば。「-ing形」は過去のニュアンスを含むことを覚えておきましょう。


1.2. 複数の人の場合

セミナー
STEP ① 前置きのことば: (※全員を見渡しながら… 大きな声で堂々と…)
Hello, Let me introduce myself.
(発音:ハロー、レットミーイントロデュースマイセルフ)
(意味:こんにちは/こんばんは。自己紹介させてください。)
STEP ② 名前を名乗る: (※軽く微笑みながら…)
My name is <Kenichiro Suzuki>.
(Please) call me “<Ken>”.
(発音:マイネイムイズ<ケンイチロースズキ>、
(プリーズ) コールミー<ケン>))
(意味:<鈴木健一郎>といいます。<ケン>と呼んでください。)
STEP ③ 挨拶する (※再度全員を見渡しながら…)
(It’s) nice to meet you (all).
(発音:(イッツ) ナイストゥミーチュー (オール))
(意味:皆さんにお会いできて嬉しいです。)
自己紹介へ(下記参照)


Point ❶:大きな声で、堂々とした態度を心がけましょう。声が小さかったり、自信がなさそうだと、第一印象が悪くなってしまいます。
Point ❷:“My name is (名前)” は若干かたい言い方です。”I’m (名前)”の方が一般的です。
Point ❸:日本語の長い名前はネイティブにとって発音しにくいので、短く、発音しやすいニックネームも一緒に伝えましょう。
Point ❹:英語では、省略するとカジュアルになります。”(It’s) nice to meet you all.” は、フォーマルな場では ”It’s” をつけましょう。また、”It is” の方がより丁寧になります。


2. 【英語で自己紹介】簡単例文|出身地・趣味・会社・経歴・その他

シミュレーションする人

挨拶と名乗りのあとは、状況や場面に応じて、出身地や趣味、勤めている会社や経歴など、自分について話してみましょう。

相手が興味を持ちそうな話題を選ぶと、自己紹介のあとのスモールトーク(雑談)などで、相手との関係を築くのに役立ちます。

2.1.【出身地】【住所】について

I’m from Japan.
(私は日本出身です。)
I come from Japan.
(私は日本出身です。)
I was born and raised in Japan.
(私は日本で生まれ育ちました。)

Point: 出身ではなく、「今住んでいる日本から来た。」ことを表現するには “I came from Japan.”(日本から来ました。)

I’m living in <London> now.
(私は今<ロンドン>に住んでいます。)

Point: “I’m living in 〜” とすると、「(仮に) 〜 に住んでいる」というニュアンスになる。”I live 〜” では、「(定住地として) 〜 に住んでいる」というニュアンスになる。

一対一の場合は、自分のことを言ったあと相手についても聞いてみましょう。(自分のことだけをずっと話し続けるのは変です。)

How about you?
(あなたは?)
Where are you from?
(あなたはどちら出身ですか?)
Where do you live?
(どちらに住んでいますか?)
Whereabouts in <the United States>?
(<アメリカ>のどちらですか?)

Point: “How about you?” (あなたは?) は便利なことば。出身だけでなく、下記のどれでも使える。

Point: “Whereabouts in 〜?” は、たとえば、”I’m from 〜.” と言われたあとに、「〜 のどこ?」と聞く場合の便利なフレーズです。

2.2.【趣味】について

I (really) like <going camping>.
(私は<キャンプに行くこと>が好きです。)
I’m into <watching American movies>.
(私は<アメリカ映画を見ること>にハマっています。)
I’m a big fan of <Japanese anime>.
(私は<日本のアニメ>のファンです。)

Point: 日本人が使いがちな “My hobby is 〜” は、ネイティブは使いません。注意!

一対一の場合は、相手についても聞いてみましょう。

What do you do in your free time?
(時間がある時には何をしていますか?)
How do you spend your free time?
(暇な時間をどうやって過ごしていますか?)

Point: “What is your hobby?” も、ネイティブはあまり使いません。

2.3.【会社】について

I’m working for <Sony>.
(私は<ソニー>で働いています。)
I’m working for/at a <bank>.
(私は<銀行>で働いています。)
I’m working in <pharmaceutical> industry.
(私は<製薬業界>で働いています。)

Point:「<会社名>で働いています。」は、”I’m working for <会社名>.” が一般的です。

一対一の場合は、相手についても聞いてみましょう。

What do you do (for a living)?
(あなたは何をしているのですか?)
Who do you work for?
(どちらにお勤めですか?)
Who are you with?
(どちらにお勤めですか?)

なお、ビジネスでの自己紹介は「英語で自己紹介|ビジネスですぐ使えるフレーズ完全ガイド!」で詳しく書いています。

2.4.【経歴】について

I am studying <mechanical engineering> at <Harvard University>. I’m a <junior>.
(私は<ハーバード大学>で<機械工学>を勉強しています。3年生です。)
I graduated from <Harvard University>. My major was <economics>.
(私は<ハーバード大学>を卒業しました。専攻は<経済学>でした。)
I’m studying for <some computing> certifications.
(私は<コンピュータ関連>の資格を取るために勉強しています。)
I used to be a <yoga instructor>.
(私は以前<ヨガインストラクター>でした。)
I used to work for <Google>.
(私は以前<Google>で働いていました。)
I have been working for <Apple> for <10> years.
(私は<アップル>で働いて<10>年になります。)
I have over <5> years experience in <corporate banking>.
(私は<企業金融>で<5>年以上の経験があります。)
I’ve been a <medical doctor> for <20> years, my specialty is <dermatology>.
(私は<20>年間<医者>をしています。専門は<皮膚科>です。)

2.5. その他【学生の場合】【自分の英語力】【目標】【家族構成】などについて

I’m a <high-school student>.
(私は<高校生>です。)
I am sorry for my poor English.
(英語がうまくなくてごめんなさい。)
I would like to brush up my English, so I will study hard.
(英語がうまくなりたいので、一生懸命勉強します。)
My goal is to be a <English teacher.>
(私の目標は<英語の先生>になることです。)
I’m still single and live with my parents.
(私はまだ独身で、両親と一緒に住んでいます。)
We are <4> in our family. <My father, mother, younger sister>, and me.
(<父、母、妹>、私の<4>人家族です。)
I have <two cats and one dog>, I love <both dogs and cats>.
(私は<二匹の猫と一匹の犬>を飼っています。私は<犬も猫も>大好きです。)

2.6. 自己紹介で避けた方がよい話題

自己紹介で張り切りすぎ、ウケを狙ったり注目を引きたいと思った結果、相手にドン引きされないようにしましょう。自己紹介で避けた方がよい話題は以下の通りです。

  1. 宗教:日本人は宗教に疎いので特に気を付けた方が無難です。戦争の多くが(少なくとも表向きは)宗教を原因としていることを忘れてはいけません。グローバルでは、最もセンシティブな話題の一つだと認識してください。
  2. 政治:英語圏の人は政治についても自分の主義・主張を持っている人が大多数です。ほぼ一党独裁(?)の日本ではあまりいないかもしれませんが、英語圏では気を付けた方がいいでしょう。
  3. 人種:日本以外の国では、人種差別の問題が古くから(現在も)続いていることを常に意識しておきましょう。アフリカ系、アジア系、ユダヤ系、ヒスパニック系など、世界ではいまだに迫害されている人は少なくありません。
  4. ネガティブなこと:嫌いなこと・もの、誰か・何かを批判するような内容の話しは避けましょう。当たり前ですが、外国人が自己紹介で寿司や納豆は食べられないと話したら、いい気持ちにはなれません。
  5. 性的趣向などの超プライベートなこと:これも当たり前ですが、日本に比べて世界には様々な考え方の人がいます。非常にユニークな趣味・趣向についての話題は、初対面では避けた方が無難です。

3. 【英語で自己紹介】簡単例文|締めのことば

話す人

3.1. 一対一の自己紹介の場合

初めて会った方と挨拶し、自己紹介も一通り終え、相手のことについても知ることができました。そろそろ切り上げましょう。

I’m sorry, but I have to go.
(すみませんが、行かなければなりません。)
(It’s) nice talking with you.
(お話しできてよかったです。)
I had a wonderful time talking to you today.
(今日あなたと話せてとてもよかったです。)
I look forward to seeing you again.
(またお会いできるのを楽しみにしています。)

Point: わかれるときは “(It was) nice taking with you.” です。「to不定詞」は使えません。

3.2. 複数の人への自己紹介の場合

皆さんの前で挨拶し、一通り自己紹介も終わりました。そろそろ切り上げましょう。

(I think) that’s all from me.
(私からは以上です。)
Thank you for your attention.
(ご清聴ありがとうございました。)
I’m looking forward to getting to know you all.
(みなさんとお知り合いになれるのを楽しみにしています。)
I’m looking forward to working with you all.
(みなさんと働くのを楽しみにしています。)
If you have any questions about <yoga>, please ask me anytime.
(もし<ヨガ>について聞きたいことがあれば、いつでも聞いてください。)

Point:「笑い」は人間関係を円滑にしてくれます。自己紹介も、最後に「笑い」を入れて終わらせると、その後の関係作りが楽になる場合もあります。

4. 【英語のメールで自己紹介】簡単例文

メール

初めてメールを送る場合は、「Dear Mr. ●●●」のような最初の挨拶の直後に、そのことを最初に書きましょう。そして、次に自己紹介、そして要件を書きます。英語のメールは重要なことから書くように注意してください。

Hello, my name is <Tato Tanaka>. This is my first time writing to you, so let me introduce myself first.
(こんにちは、<田中太郎>といいます。初めてメールを書いていますので、自己紹介させてください。)

I <live in Japan, and studying English at a college>. I really like <traveling, and I found your blog very interesting>. It would be appreciated if you could <give some advice on traveling around Europe>.
(私は<日本に住んでいて、大学で英語を学んでいます>。私は<旅行が好きで、あなたのブログが非常に面白いと思っています>。もし、<ヨーロッパの旅行についてアドバイスをいただける>と幸いです。)

I’m a big fan of <your novel>. I <am a 16-year-old high school student in Japan, and currently studying English very hard. I would like to write a novel in English in the future. I understand that it is rude to ask, but could you autograph the book I sent, and return it to me, please? >.
(私は<あなたの小説>のファンです。私は<16歳の日本の高校生で、今一生懸命英語を勉強しています。将来英語で小説を書きたいと思っています。不躾なお願いだと理解していますが、私が送った本にサインして送り返していただくことはできますか?>。)

ビジネスで初めてメールを送る場合も、自社と自分についての簡単な自己紹介を入れましょう。自己紹介は「Dear Mr. ●●●」のような最初の挨拶の直後に入れることが一般的です。

I am <Jiro Tanaka> from <Nippon Corporation> in charge of <Sales Department>. I am writing to you for the first time.
(私は、<日本> 株式会社で営業を担当しております <田中二郎> 申します。はじめてメールをさせて頂きます。)

<Nippon Corporation> is one of the leading companies in Japanese <IT> industry.
(<日本> 株式会社は、日本の<IT>産業におけるトップ企業の1社です。)

We are making <software for large corporations>.
(我々は、<大企業向けにソフトウェア>を作っております。)

ビジネスメールの英語については「ビジネス英語メール|件名・書き出しから結びまで!例文100選」を参考にしてください。

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執筆者プロフィール
小柳 恒一
  • 1999年ロンドン大学大学院ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。1997年TOEFL630点取得。2003年TOEIC990点取得。2004年米国公認会計士試験合格。2010年4月中小企業診断士登録。
  • 2000年よりリーマン・ブラザーズ等にて13年以上M&Aのアドバイザリー業務に携わる。
  • 2010年より中堅・中小企業を対象とした事業継承M&Aコンサルティング事業を開始。
  • 2013年よりThe English Clubの前身となるEnglish Tutors Network事業を開始。
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