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公開日:
2023.11.16

英語で自己紹介|ビジネスですぐ使えるフレーズ完全ガイド!

英語でのビジネスにおいても第一印象は超重要だ。ビジネスを成功に導くためにも、最初の自己紹介は “ビシッ” と決めよう!

自己紹介の定番フレーズや流れ、注意点から自己紹介後のスモールトークやメールでの自己紹介など、英語での自己紹介を完全網羅!

英語での自己紹介は緊張するだろう。でも大丈夫!このコラムを読んでしっかり準備すれば恐れることは何もない。さあ、始めよう!

1. ビジネス英語|複数の方達の前での自己紹介の流れと注意点

プレゼンする人

先ずははっきりと「自分の名前」を言おう!

Hello, my name is <Junichiro Tanaka>. (Please) call me “<Jun>”.
(こんにちは/こんばんは。<田中純一郎>です。「<ジュン>」と読んでください。)

Hi everyone, my I’m <Takahiro Suzuki.> You can call me “<Taka>”.
(みなさん、こんにちは/こんばんは。<鈴木貴弘>です。「<タカ>」と読んでください。)

Point ①:“My name is (名前)” は若干かたい言い方。”I’m (名前)”の方が一般的。

Point ②:日本語の長い名前はネイティブにとって発音しにくいので、短く、発音しやすいニックネームも一緒に伝えたい。

Point ③:状況により、下記のフレーズを言ってから自己紹介を始めよう。

I’d (I would) like to introduce myself.
Let me introduce myself.
Let me just start by introducing myself.
((まずは) 自己紹介させてください。)

次に「自分の仕事」についての説明!

働いている会社や業界を言う場合…

I’m working for <Sony>.
(私は<ソニー>で働いています。)

I’m working for/at a <bank>.
(私は<銀行>で働いています。)

I’m working in <pharmaceutical> industry.
(私は<製薬業界>で働いています。)

担当や役職を言う場合…

I’m in charge of <marketing in Europe>.
(私は<ヨーロッパでのマーケティング>を担当しています。)

I’m responsible for <a project in France>.
(私は<フランスでのプロジェクト>を担当しています。)

I’m a <HR (human resources)> manager.
(私は人事のマネージャーです。)

I’m a system engineer.
(私はシステムエンジニアです。)

Point:下記のように担当や役職と会社名とを一緒に言える。

I’m in charge of <marketing in Europe> at <Sony>.
(私は<ソニー>で<ヨーロッパでのマーケティング>を担当しています。)

I’m a <HR (human resources)> manager at <Toyota>.
(私はトヨタの人事のマネージャーです。)

自分の「役職」は英語でなんて言うの?と思った方は、「英語の役職名・部署名|会社・公務員・学校等&自己紹介の英語」で自分の役職を探してみよう。

専門職の場合…

I’m a <certified accountant>.
(私は<公認会計士>です。)

I’m a <lawyer> at <the largest law firm in Japan>.
(私は、日本で最大の法律事務所の弁護士です。)

自分の「職業」は英語でなんて言うの?と思った方は、「職業を英語でいえる?80種類の職業と会話フレーズ【完全版】」で自分の役職を探してみよう。

「中締めのことば」で一段落!

普通に締める場合は…

(It’s) nice to meet you (all).
(みなさま(”all” とつけると「みなさま」を強調できる)にお会いできて嬉しいです。)

I’m looking forward to working with you (all).
(みなさんと一緒に働くことを楽しみにしています。)

Point:”Nice to meet you.” は、初めて会った人にすぐに言うことば。一方で、”Nice meeting you.” は、初めて会った人と別れるときに言うことばである。混同しないように!

お礼を言う場合は…

Thank you for your time today. (I really appreciate it.)
(【プレゼンやミーティングなどの場合】今日はお時間をいただきありがとうございます。(本当に感謝いたします。))

Thank you for coming today.
(【プレゼンやミーティングなどの場合】本日はお越しいただきありがとうございます。)

目的を言う場合は…

Today, I’d (I would) like to talk about <marketing strategies for our new product>.
(【プレゼンの場合】今日は、<我々の新しい製品のマーケティング戦略>について話したいと思います。)

The purpose of today’s meeting is <to discuss the marketing strategy for the product X>.
(【ミーティングの場合】今日の会議の目的は、<製品Xのマーケティング戦略について議論すること>です。)

プレゼンの英語表現の詳細は「英語プレゼン|始め方〜締めまで全例文と構成・スライド作成法」を参考にしてほしい。

また、ミーティングの英語表現の詳細は「会議の英語|司会・進行〜意見・質問・終了まで全フレーズ99選」を参考にしてほしい。

2. ビジネス英語|初対面の方との挨拶から自己紹介の流れと注意点

握手する人

初めて会った方に自分から挨拶する場合の一般的な流れと注意点を説明する。

STEP ① 名前を名乗る (※相手の目を見て、軽く微笑みながら…)
Hello, my name is <Junichiro Tanaka>.
(こんにちは/こんばんは。<田中純一郎>です。)
STEP ② 挨拶する (※握手の手を差し出しながら…)
Nice to meet you.
(初めまして。)
STEP ③ (相手) (※握手をしながら…(2秒間くらい))
Nice to meet you. I’m <Tom Cruise>.
(初めまして。<トム・クルーズ>です。)
I’m sorry. What is your name again?
(すみません、もう一度あなたの名前を教えてください。)
STEP ④ (自分) (※ゆっくり、はっきりと…)
I’m <Junichiro Tanaka>. Please call me “<Jun>”.
スモールトーク(下記参照)
STEP ⑤ (自分) Let me give you my business card. Could I get your card?
(私の名刺です。あなたの名刺をいただけますか?)
STEP ⑥ (相手) Sure. Here you are.
(もちろんです。どうぞ。)
STEP ⑦ (自分) Thank you. Please keep in touch. Nice talking to you.
(ありがとうございます。連絡を取り合いましょう。お話しできてよかったです。)
STEP ⑧ (相手) Nice talking to you, too. Bye.
(こちらこそ。それでは。)

Point ①:最初に話しかけるときに微笑むことは、「私は敵ではありません。」という意味。目を合わせることと軽く微笑むことを忘れずに!

Point ②:「かたい握手(強めの握手)」を心がける。ふにゃふにゃな手で握手すると、やる気がない(会ったことが嬉しくない)と思われてしまう可能性がある。

Point ③:握手は2秒くらいで手をはなす。ずっと握手しながら話し続けることはやめよう。

Point ④:名刺交換は会話のあと、必要に応じ、別れ際に行いましょう。日本の慣習のように最初に名刺交換はしない。

Point ⑤:繰り返しになるが、”Nice to meet you.” は、初めて会った人にすぐに言うことば。一方で、”Nice meeting you.” (“Nice talking to you.” も同様) は、初めて会った人と別れるときに言うことば。「-ing形」は過去のニュアンスを含むことを覚えておこう。

3. ビジネス英語|自己紹介後のスモールトーク

会話しているビジネスパーソン

自分の自己紹介が済んだら、相手についても質問してみよう。しかし、初対面の方に最初から詳細を聞くことは避けた方が無難だ。相手の様子を伺いながら話しを進めよう。

また、こちらが質問したことを相手から聞かれる場合も多いので、自分で質問したことは自分でも答えられるようにしておこう。なお、質問責めだと相手も疲れる。自分の経験や意見を交えて会話を弾ませよう。

仕事についての質問は…

How about you?
(【自分の仕事について話したあとに】あなたは?)

What do you do (for a living)?
(あなたは何をしているのですか?)

→ I work in <a manufacturing company in London>.
  (<ロンドンの製造会社>で働いています。)

Who do you work for?
(どちらにお勤めですか?)

→ I’m working for <Dyson>.
  (<ダイソン>で働いています。)

What are your main responsibilities?
(主にどのようなことをご担当しているのですか?)

→ I’m responsible for <marketing the product>.
  (<製品のマーケティング> を担当しています。)

その他の質問は…

Are you visiting here, or living here? <in Japan>?
(<日本>にはご訪問ですか?それとも<日本>にお住まいですか?)

→ I’m visiting here to <attend this trade fair>.
  (<この見本市に参加> するためにこちらに来ています。)

How long have you been working here <in Japan>?
(ここ<日本>で働いてどれくらいですか?)

→ I’ve just came here.
  (来たばかりです。)

→ I came here in <2020>. So, it’s <five> years since.
  (ここへは<2020年>に来たので、<5>年になります。)

Where are you from?
(どちらからお越しですか?)

→ I’m from <California, USA.>
  (<アメリカのカリフォルニア>から来ました。)

How do you like <Japan> so far?
今までのところ <日本>は如何ですか?気に入りましたか?

→ It’s great. I’m really enjoying it.
  (素晴らしいです。とても楽しんでいます。)

スモールトークで避けた方がいい話題は…

英語のスモールトークで避けた方がいい話題をあげておこう。スモールトークの目的は、相手との距離を縮め、その場の空気を和らげることだ。相手に嫌な思いをさせたら本末転倒だ。

  1. 年齢:親しくなってからなら問題ないが、初対面では年齢の話しは避けよう。女性に対しては親しくなってからでも聞かない方がいい。
  2. 宗教:日本人は宗教に疎いので特に気を付けた方がいい。戦争の多くが(少なくとも表向きは)宗教を原因としていることを忘れてはいけない。
  3. 政治:英語圏の人は政治についても自分の主義・主張を持っている人が多い。ほぼ一党独裁(?)の日本ではあまりいないかもしれないが、英語圏では気を付けた方がいい。
  4. 容姿:容姿の話はセクハラにつながる。女性に対してだけではなく男性に対してもだ。最近は日本でもうるさくなってきたが、日本はまだ甘いと考えた方がいい。
  5. 収入・家族他プライベートのこと:英語圏では、仕事とプライベートを分けるのは当たり前だ。相手が自分から話題にしない限り、こちらから積極的に聞くことは避けたい。

初対面の方や同僚、取引先の方との雑談の英語については「雑談の英語|ビジネスでの雑談を楽しめる状況別フレーズ100選」を参考にしてほしい。

4. ビジネス英語|メールでの自己紹介

メール

ビジネスで初めてメールを送る場合は、自社と自分についての簡単な自己紹介を入れよう。自己紹介は「Dear Mr. ●●●」のような最初の挨拶の直後に入れることが一般的である。

I am <Joro Tanaka> from <Nippon Corporation> in charge of <Sales Department>. I am writing to you for the first time.
(私は、<日本> 株式会社で営業を担当しております <田中二郎> 申します。はじめてメールをさせて頂きます。)

<Nippon Corporation> is one of the leading companies in Japanese <IT> industry.
(<日本> 株式会社は、日本の<IT>産業におけるトップ企業の1社です。)

We are making <software for large corporations>.
(我々は、<大企業向けにソフトウェア>を作っております。)

ビジネスメールの英語については「ビジネス英語メール|件名・書き出しから結びまで!例文100選」を参考にしてほしい。

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しかしながら、真のスピーキング力を身につけるには、定型フレーズを覚える「トップダウン学習」だけでは不十分です。単語・文法・発音を組み合わせて無限の文章を自由自在に使えるようにする「ボトムアップ学習」も同時並行的に行うことをお勧めします。

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執筆者プロフィール
小柳 恒一
  • 1999年ロンドン大学大学院ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。1997年TOEFL630点取得。2003年TOEIC990点取得。2004年米国公認会計士試験合格。2010年4月中小企業診断士登録。
  • 2000年よりリーマン・ブラザーズ等にて13年以上M&Aのアドバイザリー業務に携わる。
  • 2010年より中堅・中小企業を対象とした事業継承M&Aコンサルティング事業を開始。
  • 2013年よりThe English Clubの前身となるEnglish Tutors Network事業を開始。
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