努力に関する英語の名言・格言で英語を学ぼう!英語の原文と日本語訳に加え、単語と文法の詳細説明を掲載。心に残る英語の名言・格言は人生に活力を与えてくれ、そして英語も記憶に深く刻まれるだろう。とっておきの20の名言・格言をご紹介しよう!
無名/Anonymous
「あきらめるな!すごいことを成し遂げるには時間がかかるのだから。」
“Never give up, great things take time.”
– Never 〜: 強い否定の命令形「絶対に〜するな。」 ⇨ “Don’t 〜” より強い表現。
– give up /gív/ /ʌ́p/ (群動) 諦める
– great things: 偉大な物事
– take time: 「時間を取る」から「時間がかかる」の意。
ヨーダ/Yoda
映画『スター・ウォーズ』に登場する架空のキャラクター。ジェダイ・マスター。その実力はジェダイの中でも屈指のものであり、卓越したライトセーバーの技術と強力なフォースにより銀河系最強の剣士と讃えられる。身長66cm。およそ900歳。
「達人と初心者の違いは何か。達人はより多く失敗している。初心者が試みた数以上に。」
“You want to know the difference between a master and a beginner? The master has failed more times than the beginner has ever tried.”
– want to 〜: 〜したい ⇨ この文は平叙文に “?” をつけて疑問文にしている。
– difference /dífərəns/ (名) 相違点 ⇨ “difference between A and B”「AとBの相違点」の意。
– master /mǽstər/ (名) 達人
– beginner /bigínər/ (名) 初心者
– fail /féil/ (動) 失敗する ⇨ ここでは経験を表す現在完了 “has failed”「(今まで)失敗した」の意。
– more times than S + V: SがVよりも何回も多く
– try /trái/ (動) 試す ⇨ ここでは経験を表す現在完了 “has ever tried”「今まで試みた」の意。“ever” (副)「今までに」の意。
無名/Anonymous
「物事が順調にいっている時、我々は成長できない。困難に直面している時こそ成長できる。」
“We don’t grow when things are easy. We grow when we face challenges.”
– grow /gróu/ (動) 成長する
– thing /θíŋ/ (名) [複数形で]状況
– easy /íːzi/ (動) 容易な
– face /féis/ (動) 直面する
– challenge /tʃǽlin(d)ʒ/ (名) 課題
マーチン・ルーサー・キング Jr./Martin Luther King Jr.
キング牧師の名で知られる。アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動。1968年遊説活動中のテネシー州メンフィスで、遊説後モーテルのバルコニーで打ち合わせ中に白人男性に撃たれ死亡。享年39歳。暗殺現場のモーテルは現在国立公民権博物館。
「もし飛べないなら、走れ。走れないなら、歩け。歩けないなら、這え。いずれにしろ、必ず前に進もう。」
“If you can’t fly, then run, if you can’t run, then walk, if you can’t walk, then crawl, but whatever you do, you have to keep moving forward.”
– If you can’t (動詞の原形①), then (動詞の原形②): もしあなたが(動詞①)できないのであれば、(動詞②)しなさい。
– fly /flái/ (動) 飛ぶ
– run /rʌ́n/ (動) 走る
– walk /wɔ́ːk/ (動) 歩く
– crawl /krɔ́ːl/ (動) はう
– whatever you do: “whatever” は代名詞で「〜がどうであれ」の意。ここでは「あなたが何をしようとも」。
– have to 〜: 〜しなければならない。
– keep 〜ing: 〜し続ける
– forward /fɔ́ːrwərd/ (副) 前方に ⇨ “move forward”「前に進む」の意。
トーマス・エジソン/Thomas Edison
蓄音器、白熱電球、活動写真など、生涯に約1,300の発明を行った米の発明家。幼少から正規の教育を受けられずに独学。耳が不自由になるという困難も。電力システム事業で設立したエジソン・ゼネラル・エレクトリック社は現GE社の前身。1931年没。享年84歳。
「天才とは1%のひらめきと99%の汗[努力のたまもの]である。」
“Genius is one % inspiration and ninety-nine % perspiration.”
– genius /dʒíːnjəs/ (名) 天才
– inspiration /ìnspəréiʃən/ (名) ひらめき
– perspiration /pəːrspəréiʃən/ (名) 汗、努力
ウィンストン・チャーチル/Winston Churchill
英元首相。第二次世界大戦開戦時に海軍大臣となり、1940年に首相。1945年に退任するまでイギリスの戦争を主導。1951に再任。55年まで首相を務める。ノンフィクション作家でもあり1953年にはノーベル文学賞受賞。脳卒中により1965年没。享年90歳。
「強さや知性ではなく、絶え間ぬ努力こそが、我々のポテンシャルを引き出す秘訣である。」
“Continuous effort, not strength or intelligence, is the key to unlocking our potential.”
– continuous /kəntínjuəs/ (形) 途切れない
– not strength or intelligence: 挿入語。カッコに入れると理解しやすい。「強さや知性ではなく」の位。
– effort /éfərt/ (名) 努力
– strength /stréŋkθ/ (名) 強さ
– intelligence /intélidʒəns/ (名) 知性
– key /kíː/ (名) 秘訣 ⇨ “the key to unlock 〜”「“unlock” するための秘訣」の意。
– unlock /ʌnlɑ́k/ (動) 解き放つ
– potential /pəténʃəl/ (名) 潜在力
ゲーテ/Johann Wolfgang von Goethe
ドイツを代表する文豪(詩人、劇作家、小説家)、かつ自然科学者、政治家、法律家。25歳で『若きウェルテルの悩み』を出版。政治家としての公務や自然科学研究を続けながら、シラーとともにドイツ文学における古典主義時代を築いた。1832年没。享年82歳。
「前進しない人は、後退する。」
“He who moves not forward, goes backward.”
– He:ここでは一般的な「人」を示す。
– who /húː/ (関代) ⇨ ここでは先行詞は “He”。 “moves not forward” の “He”。つまり「前に進まない彼」の意。
– move forward:「前に行く」つまり「前進する」の意。
– go backward:「後ろに行く」つまり「後退する」の意。
コリン・パウエル/Colin Luther Powell
米政治家。ブッシュ政権第1期目の国務長官。文民として2度の大統領自由勲章や大統領国民栄誉賞、軍人として陸軍最高殊勲章などを受賞。アフリカ系アメリカ人初の米軍制服組トップである統合参謀本部議長就任し、湾岸戦争などの指揮を執った。1937年生まれ。
「夢は「魔法」によって叶うものではない。「汗」と「決意」と「努力」によって叶うものである。」
“A dream doesn’t become a reality through magic. It takes sweat, determination, and hard work.”
– reality /ri(ː)ǽləti/ (名) 現実
– through magic: 「魔法と通して → 魔法によって」の意。
– It takes: “It” は、ここでは「夢を現実にすること」を意味する。 “take”は、ここでは「~を要する」 のニュアンス。
– determination /ditə̀ːrmənéiʃən/ (名) 決意
– hard work:きつい仕事 → ここでは「大変な努力」のニュアンス。
ウォルト・ディズニー/Walt Disney
米のプロデューサー、映画監督、実業家。ミッキー・マウスの生みの親。兄と設立したウォルト・ディズニー Co. は収入350億ドルの国際的企業に。娘たちと遊園地に行ったときに大人も楽しめる遊園地を思い立ったとも。肺癌により1966年没。享年66歳。
「夢は必ず叶う。それを追う勇気があれば。」
“All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them.”
– come true:現実になる
– if /íf/ (節) もし〜ならば(条件節を導く接続詞)
– courage /kə́ːridʒ/ (名) 勇気
– pursue /pərsúː/ (動) 〜を追い掛ける
– them:ここでは “All our dreams” を指す。
ハワード・シュルツ/Howard Schultz
米発コーヒーショップチェーンのスターバックスの元会長兼社長兼最高経営責任者。大学卒業後ゼロックスに入社。1982年スターバックス社に入社。1985年独立し、1987年スターバックス社を買収。世界的な規模に成長させた。1953年生まれ。
「他人が現実的だと思う以上の夢を見ろ。他人が可能だと思う以上のことを求めよ。そして、他人が思慮深いと思う以上に注意しろ。」
“Dream more than others think practical. Expect more than others think possible. Care more than others think wise.”
– dream /dríːm/ (動) 〔~が実現可能だと〕思い描く、想像する ⇨ ここでは命令形で「夢見ろ」のニュアンス。
– more than〜:〜以上の
– others /ʌ́ðərz/ (名) 他の人々
– practical /prǽktikəl/ (形) 実用的な
– Dream more than (what) others think practical:「“others”が “practical” と思う以上の夢を見ろ。」の意。“others” の前に、先行詞を含む関係代名詞の “what” を入れると理解しやすい。
– expect /ikspékt/ (動) 予期する
– possible /pɑ́səbəl/ (形) 可能な
– care /kέər/ (動) ~を気にする
– wise /wáiz/ (名) 賢明な
デニス・ウェイトリー/Denis Waitley
米出身の脳力開発研究家。人間行動学博士。1980〜1984年全米オリンピック委員会スポーツ医療顧問団のメンバーとして功績を認められる。南カリフォルニア大学客員教授、全米オリンピック委員会心理学部会委員長などを歴任。1933年生まれ。
「得られる結果というのは、費やした努力と正比例する。」
“The results you achieve will be in direct proportion to the effort you apply.”
– result /rizʌ́lt/ (名) 結果
– achieve /ətʃíːv/ (動) 成し遂げる
– The results (that) you achieve:ここまでが主語。カッコ内の関係代名詞が省略されている。「あなたが “achieve” する “results”」の意。
– proportion /prəpɔ́ːrʃən/ (名) 比率 ⇨ “direct proportion” 「正比例」の意。⇨ “be in direct proportion to 〜”「〜に正比例する」
– apply /əplái/ (動) ~を振り向ける
– the effort (that) you apply:カッコ内の関係代名詞が省略されている。「あなたが “apply” する “effort”」の意。
無名/Anonymous
「成功へ向かうエレベーターなどない。階段で一歩一歩登らなければならない。」
“There is no elevator to success. You have to take stairs.”
– There is no + 名詞: ~は存在しない
– elevator /éləvèitər/ (名) エレベーター
– success /səksés/ (名) 成功
– have to 〜: 〜しなければならない。
– stairs /stέərz/ (名) 階段 → “take stairs”「階段で行く」
無名/Anonymous
「成功にどれだけ近づいているかを知ることはできない。決して夢を諦めるな!」
“You never know how close you are… Never give up on your dreams.”
– never /névər/ (副) 決して~ない
– how close you are : “how” は疑問詞。ここでは間接疑問のため “how close” の後は平叙文の語順。全体では「あなたがどれくらい近いか」の意。
– give up (群動) 諦める ⇨ “never give up on 〜” 否定の命令形で「〜について決して諦めるな」の意。
ジョージ・パットン Jr./George Patton Jr.
米陸軍軍人。アカデミー賞6部門受賞した『パットン大戦車軍団』(1970年)など多くの映画や小説に。1912年ストックホルムオリンピック五種競技で5位。幼少の頃は失読症であったと言われている。1945年自動車事故が原因で死去。享年60歳。
「私は、人の成功を、単にどれくらい高く昇りつめたかでは判断しない。どん底に落ちた時に、どれくらい高く這い戻ってきたかで判断する。」
“I don’t measure a man’s success by how high he climbs, but how high he bounces when he hits bottom.”
– not – but 構文: “I don’t measure 〜 by ①, but (I measure) by ②”「私は①によって〜を評価しない。②によって評価する」の意。
– measure /méʒər/ (動) 評価する
– man’s: ここでは「人の」の意。
– climb /kláim/ (動) 登る
– by how high he climbs: “by” はここでは「〜によって」の意。“how” は疑問詞だが、ここでは間接疑問のため “how” 以下は平叙文の語順。全体では「彼がどれくらい高く登ったかによって」の意。
– bounce /báuns/ (動) 跳ね返る
– how high he bounces: 「彼がどれくらい高く跳ね返ってきたか」の意。
– bottom /bɑ́təm/ (名) 底 ⇨ “hit bottom”「底を打つ」の意。
W・エドワーズ・デミング/W. Edwards Deming
米の統計学者、著述家、コンサルタント。ニューヨーク大学経営大学院教授などを歴任。1950年から日本の企業経営者に、設計/製品品質・検査/販売等を強化する方法を伝授。日本の製造業に最も影響を与えた外国人。老衰により1993年没。享年93歳。
「ただベストを尽くすだけでは十分ではない。先ずはすべき事を知り、それからベストを尽くせ。」
“It’s not enough to do your best; you must know what to do, and then do your best.”
– enough /inʌ́f / (形) 十分な
– do one’s best: 最善を尽くす
– It is 〜 to …: (it-to構文) …することは〜です
– what to do: すること ⇨ “what to eat”「食べるもの」; “what to say”「言うこと」
– and then: そしてそれから
アルベルト・アインシュタイン/Albert Einstein
ドイツ生まれのユダヤ人理論物理学者。相対性理論が有名。20世紀最大の物理学者と呼ばれる。光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明で1921年ノーベル物理学賞受賞。腹部動脈瘤破裂により1955年没。享年76歳。
「自分が本当にやりたいことは絶対に諦めるな。大きな夢を持っている人は、ただ事実を並び立てるだけの人より強いのだから。」
“Never give up on what you really want to do. The person with big dreams is more powerful than one with all the facts.”
– give up /gív/ /ʌ́p/ (群動) 諦める
– on /ən/ (前) 〜について
– what you really want to do: “what” は先行詞を含んだ関係代名詞。“the thing which” に置き換えると分かりやすい。「〜のもの/こと」と訳す。“you really want to do 名詞 ” の、名詞の部分が “what” になり、前に来ている。日本語訳は「あなたが本当にやりたいこと」。
– with /wíð/ (前) ~を持っている
– more 〜 than …: (比較の表現) …よりもっと〜
– one: ここでは ”the person” の意味。繰り返しを避けている。
– fact /fǽkt/ (名) 事実
無名/Anonymous
「現在のあなたとあなたの目標との間に立ちはだかる唯一のものは、あなたがあなた自身に言い聞かせている言い訳、なぜその目標を達成できないかについてのくだらない言い訳である。」
“The only thing standing between you and your goal is the bullshit story you keep telling yourself as to why you can’t achieve it.”
– only /óunli/ (形) 唯一の
– The only thing standing between you and your goal: ここまでが主語。 “thing” の後に関係代名詞の “which” もしくは “that” と “is” が省略されていると考えることもできるし、 現在分詞の “standing” が 名詞の “thing” を後ろから修飾しているとも考えることもできる。
– bullshit /búlʃit/ (形)〈卑〉「牛の糞」から、ここでは「でたらめな」の意。
– keep 〜ing: 〜し続ける ⇨ “keep telling yourself”「自分自身に言い続ける」の意。
– the bullshit story you keep 〜: “story” の後に関係代名詞が省略されており「あなたが〜し続ける “bullshit story”」の意。
– as to ~: ~に関して ⇨ “as to why 〜”「なぜ〜かについて」の意。
– achieve /ətʃíːv/ (動) 成し遂げる
– it: “your goal” のこと。
ヘンリー・フォード/Henry Ford
米フォード・モーターの創設者。自動車の育ての親と言われる。28歳でエジソンの会社でエンジニアとして働く。33歳の時に最初の自作4輪自動車を製作。失敗を繰り返した後、12年後にT型フォードが発表され爆発的に売れる。脳内出血により1947年没。享年83歳。
「失敗というのは、単にもう一度それを始める機会に過ぎない。今度はより知的に。」
“Failure is simply the opportunity to begin again, this time more intelligently.”
– failure /féiljər/ (名) 失敗
– simply /símpli/ (副) 単に
– opportunity /ɑ̀pərtjúːnəti/ (名) 良い機会
– begin /bigín/ (名) 始める
– this time: 今回は
– intelligently /intélidʒəntli/ (副) 知的に
ジム・ローン/Jim Rohn
米の起業家・自己啓発作家。サプリメント会社のセールスマンとして活躍し31歳で億万長者に。その後、コカ・コーラやIBMなど米一流企業のコンサルタントとして活躍。世界各地でセミナーや講演を行う。肺線維症により2009年没。享年79歳。
「もし本当にそれをやりたいのであれば、やり方は見つかるもの。本当にやりたいと思っていないと、言い訳が見つかるもの。」
“If you really want to do something, you will find a way. If you don’t, you’ll find an excuse.”
– If you 〜, you will 〜: ここでは単に条件節を導いている。「もし〜ならば」の意。仮定法ではない。ここでは「もしあなたが〜ならば、あなたは〜だろう」の意。 – really /ríːəli/ (副) 本当に
– something /sʌ́mθìŋ/ (代名) 何か
– find /fáind/ (動) 見つける
– way /wéi/ (名) 方法
– If you don’t (really want to do something),: カッコ内が省略されている。
– you’ll = you will
– excuse /ikskjúːs/ (名) 言い訳
エスティ・ローダー/Estee Lauder
米の実業家。本名Josephine Esther Mentzer。1946年皮膚科学専門家の伯父が開発したクリームの営業・販売を担当する形で、夫とエスティローダー社を創設。雑誌「タイム」で20世紀最も影響力のあった経営者20人の一人に選ばれる。2004年没。享年97歳。
「私は、成功を夢見たことは一度もない。それに向かって進んで来たのだ。」
“I never dreamed about success I worked for it.”
– I (have) never dreamed 〜: 経験を表す現在完了形。 “have” が省略されている。口語ではよくあること。
– dream about 〜: ~の夢を見る
– success /səksés/ (名) 成功
– work for 〜: 「〜のために働く」から、ここでは「〜を目指して働く」のニュアンス。
– it: “success” のこと。
コンラッド・ヒルトン/Conrad Hilton
米の実業家。ヒルトン・ホテルの創業者。パリス・ヒルトンの曾祖父。1919年テキサス州で最初のホテルを買収。1930年最初の高級ホテル、エル・パソ・ヒルトンを開業。世界恐慌期に破産寸前となるが、その後上場。老衰のため1979年没。享年91歳。
「成功とは行動と深くつながっている。成功する人は常に行動し続けている。彼らは失敗もする、しかし立ち止まらない。」
“Success seems to be connected with action. Successful people keep moving. They make mistakes, but they don’t quit.”
– success /səksés/ (名) 成功 ⇨ successful /səksésfl/ (形) 成功した, succeed /səksíːd/ (動) 成功する
– seem to be 〜: 〜と思われる
– be connected with 〜: 〜と結びついている
– keep 〜ing: 〜し続ける
– make mistakes: 間違いをする
– quit /kwít/ (動) やめる
ジョン・F・ケネディ/John F. Kennedy
第35代米国大統領。「世界が核戦争に最も接近した時」と言われるキューバ危機の時のJFKのリーダーシップは高く評価されている。マリリン・モンローなどとの不倫には批判も。在任中の1963年テキサス州ダラス市で暗殺される。享年46歳。
「努力と勇気だけでは足りない。目的と方向性が必要だ。」
“Efforts and courage are not enough without purpose and direction.”
– effort /éfərt/ (名) 努力
– courage /kə́ːridʒ/ (名) 勇気
– enough /inʌ́f/ (形) 十分な
– without /wiðáut/ (前) 〜なしに
– purpose /pə́ːrpəs/ (名) 目的
– direction /dərékʃən/ (名) 方向
ネルソン・マンデラ/Nelson Mandela
南アフリカ共和国の政治家、弁護士。反アパルトヘイト運動に身を投じ、国家反逆罪で1964年から27年間の獄中生活。1990年に釈放。アパルトヘイト撤廃に尽力し、1993年にノーベル平和賞受賞。1994-99年南アフリカ大統領。感染症により2013年没。享年95歳。
「不可能に見えるものです。やり遂げるまでは。」
“It always seems impossible until it’s done.”
– it: 2つの “it” はともに、漠然と「それ」の意。
– always /ɔ́ː(l)weiz/ (副) いつも
– seem /síːm/ (動) ~のように見える
– impossible /impɑ́səbl/ (形) 不可能な
– until /əntíl/ (接) ~する時まで
– it’s (is) done: 受動態で「それがなされる」の意。
スティーヴン・ホーキング/Stephen Hawking
イギリスの理論物理学者。大英帝国勲章受勲。一般相対性理論と量子力学を結びつけた量子重力論を提示。量子効果によってブラックホールから粒子が逃げ出すというホーキング放射の存在を予想。21歳の時に筋萎縮性側索硬化症を発症。2018年3月14日死去。享年76歳。
「人生がいかに苦しく見えようとも、あなたが得意とすること、そしてそれによって成功できることが必ずある。」
“However difficult life may seem, there is always something you can do and succeed at.”
– however /évriwʌ̀n/ (接)(However + (形/副) + 主語 + (動) の形で)いかに〜であっても ⇨ “However difficult life may seem”「人生がいかに苦しく見えようとも」の意。
– there is 〜: 〜がある
– always /ɔ́ː(l)weiz/ (副) 常にいつでも
– something (that) you can do: カッコ内の関係代名詞が省略されている先行詞は “something” で「あなたができる何か」の意。“do” の目的後が関係代名詞になっている。
– succeed at 〜: ~に成功する
– and (you can) succeed at: カッコ内が省略されている。“succeed at” に続く目的語が関係代名詞になっている。
松下幸之助/Konosuke Matsushita
パナソニック(旧松下電気)を一代で築き上げた経営者。「経営の神様」。電球ソケットなどを考案し1918年創業。1929年の松下電器製作所へ改称。晩年は松下政経塾を立ち上げ政治家の育成にも意を注ぐ。気管支肺炎により1989年没。享年94歳。
「何かを成し遂げることは簡単ではない。どのような仕事であれ、常にこのことを心に留めておかなければならない。」
“There is no easy way to accomplish anything. We need to always bear this in mind when we undertake any task.”
– There is no + 名詞: ~は存在しない
– easy way to不定詞: 〜する簡単な方法
– accomplish /əkʌ́mpliʃ/ (動) 成し遂げる ⇨ “accomplish anything”「何でも成し遂げる」のニュアンス。“anything” はここでは肯定文で使用されているので「どんなことでも」のニュアンス。
– need to 〜: ~する必要がある(“need” は動詞)
– bear /bέər/ (動) ~を身に着ける ⇨ “bear 〜 in mind”「心の中に持つ」から「心に留める(覚えておく)」のニュアンス。
– undertake /ʌ̀ndərtéik/ (動) 着手する
– task /tǽsk/ (名) 仕事、任務
『英語独学完全マニュアル』
独学で効率的に習得する科学的学習法の全て(全79ページ)
英語は独学が基本です。しかし、「自分の学習方法が正しいかどうか…」不安に思っていませんか?本書は、英語の学習方法についてお悩みの皆さまに、第二言語習得研究と脳科学(神経科学)研究の知見に基づいた真に効率的な英語学習法をご紹介する解説書です。
無料eBookの主な内容
- 単語・文法・発音の効率的な基礎力強化方法
- インプット(読む・聞く)能力向上のための英語脳作りトレーニング法
- アウトプット(話す・書く)能力向上のためのリハーサル・トレーニング法
- 学習計画の立て方と効率性を上げるための学習習慣
そろそろ本気で英語を習得したいとお考えの方におすすめです。また、「英会話スクールに通っているけど思うように上達しない…」「TOEICで高得点を取ったけど話せない…」などでお悩みの皆さまも是非ご一読ください。