ホーム > ブログ > 【英語の挨拶と返し方】シーン別パターンを覚えてスムースに!
公開日:
2024.03.26

【英語の挨拶と返し方】シーン別パターンを覚えてスムースに!

英語での挨拶のとき、ドギマギしてしまう日本人は多い。それはパターンを知らないから。パターン別に定型表現を覚えて使えるようにしておこう。

挨拶はシーンによって使い分ける必要がある。場違いな挨拶にならないようにしなければならない。このコラムでは、一般的な挨拶、カジュアルな挨拶、そしてフォーマルな挨拶に分け、それぞれ会ったとき、別れるときによく使われる、必ず知っておきたい挨拶・返し方パターンを紹介している。また、普段よく会う人、久しぶりに会う人、初対面の人でも分けているのであらゆるシーンで使えるはずだ。

最初の挨拶でつまずいてしまうと、そのあとの英語もめちゃくちゃになりやすい。また、最後の挨拶が決められないと後味も悪い。挨拶で相手への印象も変わるので関係を良くするためにも重要だ。たかが挨拶とあなどらないで、しっかりとおさえておこう!

1. ノーマルな英語挨拶|友人や会社の上司など誰でも会ったとき・別れるとき

greetings1

一般的な挨拶のパターンを紹介する。カジュアル過ぎず、かつフォーマル過ぎない、誰にでも使える便利な挨拶表現だ。親しい友人や会社の上司、家族などと会ったときと別れるとき、どんどん使って無意識的に使えるようにしておこう。

1.1. 「会ったとき」の英語挨拶パターン|普段よく会う人・久しぶりに会う人・初対面の人

「普段よく会う人」と会ったとき|パターン①


A: Hello! <Jun>.
 (こんにちは <ジュン>。)
B: Hi! <Tom>.
 (こんにちは <トム>。)


Point: “Hello” と “Hi” は1日のうち、どの時間帯でも使える便利で一番簡単な挨拶のことば。“Hi” は “Hello” に比べて若干カジュアル。

「普段よく会う人」と会ったとき|パターン②


A: Hello! Good morning, <Ken>.
 (おはようございます <ケン>。)
B: Good morning,<James>.
 (おはようございます <ジェイムス>。)


Point: 使用できる時間帯は、“Good morning” は午前中、“Good afternoon” は正午以降日没くらいまで、“Good evening” は日没以降が目安。”Good” を省略する場合も多い。相手が先に上記の挨拶をしてきた場合は、同じ言葉を繰り返せばよい。

「普段よく会う人」と会ったとき|パターン③


A: Hello! How are you (doing),<Tom>?
 (こんにちは。お元気ですか?<トム>。)
B: I’m good. Thank you for asking. How about you,<Ken>?
 (元気です。ありがとうございます。あなたはいかがですか?<ケン>。)
A: I’m doing great. Thank you.
 (最高です。ありがとうございます。)


Point: “Hello/Hi! How are you (doing)?” は、「お元気ですか?」の最も一般的なフレーズ。”doing” をつけると若干カジュアルな表現になる。相手から言われた場合、最も一般的な返答は、


I’m good/fine. Thank you (for asking).
I’m doing well. Thank you.
(元気です。ありがとうございます。)


Point: “Hello/Hi! How are you (doing)?” は、単なる挨拶の場合、本気で質問しているわけではないので、“Hello/Hi! How are you (doing)?” で返す場合も多い。

Point: 返すときのフレーズとして、中学のとき、”I’m fine. Thank you, and you?” と教わった方も多いと思う。「こんなこと言わない」と批判する人も多いが、使っても全く問題ない。単なる挨拶なので。とは言いつつ、”and you?” よりも “How about you?” の方が普通。

「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン①


A: Hello, Mary. It’s nice to see you again.
 (こんにちは メアリー。またお会いできてうれしいです。)
B: Hi, Steve. It is great to see you, too. How have you been?
 (こんにちは スティーブ。こちらこそ、またお会いできてうれしいです。お元気でしたか?)
A: I’ve been doing good. Thank you. How about you?
 (元気にしております。ありがとうございます。あなたはいかがですか。)
B: I’ve been fine. Thank you for asking.
 (元気です。ありがとうございます。)


Point: “(It’s/It is) nice to see you (again).” は、「またお会いできてうれしいです」を表現する最も一般的なフレーズ。最後の “again” は省略しても、”see” を使うことで「また」のニュアンスは伝わる。初対面の場合は “meet”、2回目以降に会う場合は “see” を使うこと。初対面ではないのに “meet” を使うと、相手は「前に会ったことがあるのに忘れているのかな?」と思ってしまうので注意が必要だ。

Point: 相手から “(It’s/It is) nice to see you (again).” と言われた場合、最も一般的な返答は、” (It’s/It is) (very/so) nice to see you, too.” と “too” をつければよい。

Point: 久しぶりに会った方には、”How are you?” を現在完了(進行)形にした、 “How have you been (doing)?” が使える。一般的な返答方法は、” I’ve been (doing) great. Thank you.” と、こちらも現在完了(進行)形にする。”doing” はあってもなくてもいい。

「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン②


A: Hello, Linda. It’s nice to see you again. It’s been a long time.
 (こんにちは リンダ。またお会いできてうれしいです。お久しぶりですね。)
B: It sure has. It must be more than two years since we first met in London. I’m glad to see you again, Thomas.
 (そうですね。最初にロンドンでお会いしてから2年以上でしょう。またお会いできてうれしいです トーマス。)


Point: “It has been a long time.” は若干カジュアルな表現。相手から言われた場合の一般的な返答は、”it sure has. It’s good to see you.”

Point: “It’s nice to see you again.” の主語は “It” で、” I’m glad to see you again.” の主語は “I” となることに注意。”I’m nice 〜” や “It’s glad〜” は意味的におかしい。

「初対面の人」と会ったとき|パターン①


A: Hi, good morning.
 (おはようございます。はじめまして。)
B: Hello, good morning.
 (おはようございます。はじめまして。)
A: I’m <Taro Suzuki>. Nice to meet you.
 (<鈴木太郎>と言います。お会いできてうれしいです。)
B: I’m <Mark Zuckerberg>. Nice to meet you, too.
 (<マーク・ザッカーバーグ>です。こちらこそ。)


Point: “Hello” と “Hi” は、初対面の人に対しては「はじめまして」の意味にもなる。若干カジュアルな “Hi” も初対面の方に使え、失礼にはならない(フォーマルな状況は避けた方が無難)。

Point: “(It’s) nice to meet you.” は、「お会いできてうれしいです」を表現する最も一般的なフレーズ。最初の “It’s (It is)” は省略する場合が多いが、省略しないほうが丁寧なニュアンスになる。相手からが先に “(It’s) nice to meet you.” と言われた場合、最も一般的な返答は、最後に “too” をつけるだけ。なお、返答の場合は “you” を若干強く発音する。

注意! “Nice meeting you.” と “Nice to meet you.” の意味は全く異なる。”Nice to meet you. (It is nice to meet you.)” は、初めて会った人に、最初にいう挨拶のことばで、「お会いできてうれしいです」の意味。一方で、“Nice meeting you. (It was nice meeting you.)” は、初めて会った人と話したあと、別れる際にいう挨拶のことばで、「お会いできてうれしかったです。」の意味。” Nice meeting you.” の省略しない形は、”It was” と動詞が過去形になっていることに注意してほしい。

「初対面の人」と会ったとき|パターン②


A: You are <Ms. Anne Hathaway>. Am I correct?
 (<アン・ハサウェイ>さんでございますか?)
B: Yes, I am.
 (はい、そうです。)
A: I’m <Ken Tanaka>. How do you do?
 (<田中健>と言います。はじめまして。)
B: It’s nice to meet you, Ken.
 (はじめまして、<ケン>さん)


Point:“(It’s/It is) nice to meet you.” の “nice” のところを下記のような別な単語に変えることもできる。意味はほとんど変わらない。


(It’s/It is) good/great/wonderful/lovely to meet you.
(お会いできてうれしい/素晴らしいです。)


“nice” のところを “happy” “glad” や “pleased” に変えることもできるが、これらの単語の場合は、主語が “I” になることに注意。”pleased” は上品な言い方。


(I’m/I am) happy/glad/pleased to meet you.
(お会いできてうれしい/幸せです。)


Point: “How do you do?” は、若干フォーマルかつ古風なフレーズ。初対面のときのみに使用される。相手から “How do you do?” と言われた場合、最も一般的な返答は、“How do you do?” と同じことを繰り返す。返答の場合は “you” を若干強く発音することで「あなたは」を強調する。

注意! 日本では、“How do you do?” と聞かれたら “How do you do?” と答えることが一般的だと思われているが、不自然だと感じるネイティブスピーカーもいることは事実だ。”It’s a pleasure to meet you.” は無難な返答。

1.2. 別れるときの一般的な英語挨拶

別れるときのもっとも一般的な挨拶は、


Bye.
(さようなら。)


Point:誰にでも言える「さようなら。」の挨拶。友人・家族・会社の同僚・取引先の人とあらゆる人に使える。

注意!”Goodbye” は、別れるときの挨拶としては滅多に使われない。非常にフォーマルに感じられると同時に、一般的には2度と再会しない人への別れの挨拶として使用される。

注意!”Bye-bye” は子どもっぽい表現で、一般的には子どもに対してのみ使用される。大人に使用されるのは、異性の気を引こうとするときや、親しい間のみ。会社の同僚や取引先の人には使わない。

2. カジュアルな英語挨拶|親しい友人・同僚と会ったとき・別れるとき

greetings2

カジュアルな挨拶のパターンを紹介する。気の置けない親しい友人や会社の同僚に使える挨拶表現だ。会ったときと別れるとき、ガシガシ使って自動的に使えるようにしておこう。

2.1. 会ったときの英語挨拶パターン|普段よく会う人・久しぶりに会う人・初対面の人

「普段よく会う人」と会ったとき|パターン①


A: Hi, How’s it going, Rob?
 (調子はどう?<ロブ>。)
B: Hey. Pretty good, you?
 (いいよ。お前は?)
A: Not bad.
 (悪くない。)


Point:「調子はどう?」の鉄板フレーズは、

How’s it going?
How’s everything (going)?
How are things (going)?
(調子はどう?)


Point: “How’s” は “How is” の省略形。会話では省略形が使われる。気心の知れた仲間うちでは、上記の中で ”How’s it going?” が最もよく使われる。ネイティブが発音すると「ハズゴーイン」と聞こえる。直訳すると「それはどのようにいっている?」の意味。”it” を “everything” や “things” にすることもよくある。相手から “How’s it going?” と言われた場合、最も一般的な返答は、

Pretty good!
(すごいいいよ。)
(It’s) going well.
(いいよ。)
Not bad.
(悪くないね。)
I’m good.
(いいよ。)
How’s it going?
(調子はどう?)


単なる挨拶なので、質問に特に返答しないで ”How’s it going?” と返すことも多い。

“How’s everything (going)?” や “How are things (going)? と訊かれた場合も上記の返答で良い。ただし、” It’s going well.” の “It’s” は、それぞれ “Everything’s (Everything is)” と “Things are” に変える必要がある。また、「それ(It)」について聞かれているのに、”I” を主語にした “I’m good.” は本来であればおかしいが、単なる挨拶なので、この返事もよく使われる。

「普段よく会う人」と会ったとき|パターン②


A:What’s up, Mike?
 (何してんの、マイク。)
B:Nothing much. How about you?
 (特に何も。お前は?)
A: I’m looking for Judy. Have you seen her?
 (ジュディを探しているんだけと、見た?)
B: No I didn’t.
 (いいや。)


Point:「何してんの?」の鉄板フレーズは、

What’s up?
What are you up to?
(何してんの?)


Point: “How’s it going?” の次に仲間うちでよく使われるのが “What’s up?” (特にアメリカ)。ネイティブが発音すると「ツアッ(プ)」に聞こえるので注意。直訳すると「何が起きているの?」の意味。

Point: “What are you up to?” の直訳は、そのまま「何しているの?」。”up to〜” は「〜をしている」のニュアンス。

Point:相手から “What’s up?” や “What are you up to?” と言われた場合、最も一般的な返答は、

Not much.
Nothing much.
(特に何も。)
Same as usual.
(相変わらず。)
What’s up?/ What are you up to?
(何してんの?)


単なる挨拶なので、質問に特に返答しないで同じ質問で返すことも多い。

「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン①


A: Hi, <Ken>. Longtime no see. Good to see you again.
 (<ケン> 、久しぶり。また会えて嬉しいよ。)
B: Same here <Mike>. What have you been up to?
 (こっちもだよ<マイク>。何やってたんだ?)


Point: “Long time no see.” はカジュアルな表現。相手から言われた場合の一般的な返答は、

Yes. It’s nice to see you.

Point: 相手から “(It’s/It is) good to see you (again).” と言われた場合、最も一般的なカジュアルな返答は、

You, too.
(“(It’s) nice to see you, too.” の省略形)
Likewise.
Same here.
(こちらもです。)


Point: “What have you been up to?” は、” What are you up to?”(何やってんの?)の現在完了形で「何やってたの?」の意味。一般的な返答は、


Not much.
(特に何も。)
Same as usual.
(相変わらず。)
I’ve been 〜
(〜してた。)


「初対面の人」と会ったとき|パターン①


A: Hi, I’m <Mike>. Nice to meet you.
 (こんにちは。<マイク>です。会えて嬉しいよ。)
B: You, too. I’m <Ken>.
 (こちらこそ。<ケン>です。)


Point: 相手から “(It’s/It is) nice to meet you.” と言われた場合、最も一般的なカジュアルな返答は、

You, too.
(“(It’s) nice to see you, too.” の省略形)
Likewise.
Same here.
(こちらもです。)


「初対面の人」と会ったとき|パターン②


A: Hi, you must be <Mike>!
 (こんにちは。あなたは<マイク>ですよね。)
B: Yes, you are <Kaz>, right?
 (そうです。あなたは<カズ>ですね。)
A: Yes, it’s nice to finally meet you in person.
 (そうです。やっと直接会えましたね。)
B: I’m glad to meet you finally.
 (やっと会えてうれしいです。)


Point:オンライン会議やメールではやり取りはあったが、実際に面と向かって会うのは初めての場合の挨拶。“finally” をつけると「やっと会えた」という感じを表現できる。このフレーズに対する返答は ”Finally!” と一言で済ませる場合もある(握手しながら)。

2.2. 別れるときのカジュアルな英語挨拶

別れるときのカジュアルな挨拶は、

See you.
See you soon.
See you later.
See you around.
(ではまた。)

Point:日時は未定だが、また会う予定がある人に対してのもっとも一般的な挨拶。


 


See ya.
(また。)

Point:”See you.” をよりカジュアルにしたフレーズ。


 


I’ve got to get going.
(行かなきゃ何ないんだ。)

Point:”I have to go.” とほぼ同じニュアンス。


 

Gotta go.
(行かないと。)

Point:”I have got to go.” の “I have” が省略された形。”go to” は、口語では “gotta” に変化する。上記の “I’ve got to get going.” よりもカジュアル。


 


Talk to you later.
(後で話そう。)

Point:”I will talk to you later.” の省略形。省略するとカジュアルになる。


 

Good seeing you!
(会えてよかったよ!)

Point:”It was good seeing you.” の省略形。


 


Bye for now.
(また。)

Point:すぐに会うであろう人に対するフレーズ。


 

Keep in touch.
(連絡取り合おう。)

Point:あまり頻繁に会わない人との別れのフレーズ。


 


Have fun!
(楽しんで!)

Point:別れた後に何か楽しそうなことをする人への別れのフレーズ。


 

Good luck!
(幸運を!)

Point:何か緊張するようなことがある人への別れのフレーズ。


 


Have a good one!
(良い日を!)

Point:イギリス英語。”one” は不特定のものを指す。


 

Until Monday/Friday/next week.
(月曜日/金曜日/来週まで。)

Point:また会う日が決まっている人へのフレーズ


 

Ciao.
Adios.
(じゃあね。)

Point:“Ciao” はイタリア語、 “Adios” はスペイン語で「さようなら」の意。


 


Take care.
(気をつけて。)

Point:フォーマルな場面でも使われる別れのフレーズ。


 

Take it easy!
(気をつけて。)

Point:「気楽にな!」のニュアンスが含まれた別れのフレーズ。


3. フォーマルな英語挨拶|目上の人や仕事関係の人と会ったとき・別れるとき

greetings3

フォーマルな場面での挨拶のパターンを紹介する。仕事の取引先の方、会社のお偉いさんなどに挨拶する場合や、フォーマルな宴会や会議の場面で使える挨拶表現だ。会ったときと別れるときはビシッときめておこう。

3.1. 会ったときの英語挨拶パターン|普段よく会う人・久しぶりに会う人・初対面の人

「普段よく会う人」と会ったとき|パターン①


A: Hello! <Mr. Trump>. How are you?
 (こんにちは、<トランプ>さん。お元気ですか?)
B: I’m good. Thank you for asking. How about you,<Ken>?
 (元気です。ありがとうございます。あなたはいかがですか?<ケン>。)
A: I’m good. Thank you.
 (よいです。ありがとうございます。)


Point: “Hi” は若干カジュアルなので、あまり親しくない目上の方には “Hello” が無難。また、”How are you doing?” も “doing” をつけると若干カジュアルに聞こえる。あとは、上記「ノーマルな挨拶」と変わらない。

Point: あまり親しくない目上の方は、ファーストネームではなく、ラストネームに敬称をつけて呼ぼう。相手から “Please call me Mike.”(マイクと呼んでください。)のように、ファーストネームで呼ぶように言われたり、普段そうしている以外は。

「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン①


A: Hello, <Linda>. It’s nice to see you again. It’s been a long time.
 (こんにちは<リンダ>。またお会いできてうれしいです。お久しぶりですね。)
B: It sure has. It must be more than two years since we first met in London. I’m glad to see you again, Thomas.
 (そうですね。最初にロンドンでお会いしてから2年以上でしょう。またお会いできてうれしいです トーマス。)


Point: フォーマルな場合は、” It’s nice to see you again.” や “I’m glad to see you again.” のように、”It’s” や “I’m” は省略しない。これらに限らず、省略するとカジュアルになることを覚えておこう。ちなみに、”It’s” や “I’m” よりも “It is” “I am” の方が丁寧になる。It has been a long time.” は若干カジュアルな表現。

「初対面の人」と会ったとき|パターン①


A: Hello, Mr. <Jack Sparrow. I’m <Junichiro Tanaka>. It is pleasure to meet you.
 (こんにちは、<ジャック・スパロー>さん。<田中純一郎>と言います。お会いできて光栄です。)
B: The pleasure is mine. Mr. …. I’m sorry. What is your name again?
 (こちらこそ光栄です。えーっと。すみません。もう一度お名前を教えていただけますか?)
A: My name is <Junichiro Tanaka>. Please call me “<Jun>”.
 (<田中純一郎>です。<ジュン>と呼んでください。)
B. Nice to meet you, <Jun>.
 (お会いできてうれしいです。<ジュン>。)


Point: “I It’s/It is a pleasure to meet you.” は、” It’s/It is nice to meet you.” よりも丁寧なフレーズ。ビジネスでは目上の方やお客様に対して使用する。 ”a pleasure” を “my pleasure” とする場合も多い。

Point: 相手から “It’s/It is a/my pleasure to meet you.” と言われた場合、最も一般的な返答は、


It is my pleasure to meet you as well.
It is a (great) pleasure to meet you, too.
(こちらこそお会いできて光栄です。)


“too” に変えて “as well” とすると上品さが増す。”great” をつけるとうれしさを強調できる。


The pleasure is mine.
(こちらこそ光栄です。)


“mine” を強めに発音すると、「こちらこそ」を強調できる。

「初対面の人」と会ったとき|パターン②


A: Hello, you must be <Mr. Stephen King>.
 (こんにちは。<スティーブン・キング>様でございますよね。)
B: Yes, I am.
 (はい、そうです。)
A: My name is <Mika Saito>. It is honor to meet you, <Mr. King>. I’m a big fan of your novels.
 (私は<斉藤美香>と言います。お目にかかれて光栄です、<キング>さん。私はあなたの小説の大ファンです。)
B: Thank you. It’s nice to meet you.
 (ありがとう。お会いできてうれしいです。)


Point: “It is honor to meet you” は、高貴な方や目上の方に対して使用する非常に丁寧なフレーズ。”It is an” は省略しない。

注意! 英語では「丁寧さ」よりも「フレンドリーさ」の方を重視する傾向がある。状況にふさわしくない丁寧すぎる表現は、逆に浮いてしますこともあるので注意が必要。

3.2. 別れるときのフォーマルな英語挨拶

別れるときのフォーマルな挨拶は、


Have a nice day/evening/weekend!
(良い日/夜/週末を!)

Point:フォーマルすぎない挨拶。誰にでも使える。店員がお客様に対して通常つかう別れの挨拶でもある。


 


Hope you have a wonderful day/evening/weekend.
(良い日/夜/週末をお祈りします!)

Point:”Have a nice day.” を丁寧に言った場合の挨拶。 


 


Take care!
(お気をつけて!)

Point:フォーマルな場面で使える簡単な別れの挨拶。


 


It was nice meeting you.
(お会いできてよかったです。)

Point:初対面の方への別れの挨拶。


 


It was nice seeing you/talking to you.
(また会えて/お話しできてよかったです。)

Point:知っている方との別れの挨拶。


 


It was a pleasure seeing you/talking to you.
(再会できて/またお話しできて嬉しかったです。)

Point:久しぶりに会った方と別れる際の挨拶。


 


I’ll see you/ speak to you then.
(それではその時また会いましょう/お話ししましょう。)

Point:次回会うことが決まっている方への別れの挨拶。


成功
無料eBook
『英語独学完全マニュアル』
presented by The English Club
英語コミュニケーション力を
独学で効率的に習得する科学的学習法の全て(全79ページ)

英語は独学が基本です。しかし、「自分の学習方法が正しいかどうか…」不安に思っていませんか?本書は、英語の学習方法についてお悩みの皆さまに、第二言語習得研究と脳科学(神経科学)研究の知見に基づいた真に効率的な英語学習法をご紹介する解説書です。

無料eBookの主な内容

  • 単語・文法・発音の効率的な基礎力強化方法
  • インプット(読む・聞く)能力向上のための英語脳作りトレーニング法
  • アウトプット(話す・書く)能力向上のためのリハーサル・トレーニング法
  • 学習計画の立て方と効率性を上げるための学習習慣

そろそろ本気で英語を習得したいとお考えの方におすすめです。また、「英会話スクールに通っているけど思うように上達しない…」「TOEICで高得点を取ったけど話せない…」などでお悩みの皆さまも是非ご一読ください。

無料Email Newsletter
presented by The English Club
英語学習をサポートするニュースレターを配信中!
是非ご購読ください!
月曜日
「英語の名言」
火曜日
「英語の語源」
水曜日
「英語の発音」
木曜日
「ビジネス英語」
金曜日
「英語のプレゼン」
土曜日
「英語学習FAQ」
執筆者プロフィール
小柳 恒一
  • 1999年ロンドン大学大学院ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。1997年TOEFL630点取得。2003年TOEIC990点取得。2004年米国公認会計士試験合格。2010年4月中小企業診断士登録。
  • 2000年よりリーマン・ブラザーズ等にて13年以上M&Aのアドバイザリー業務に携わる。
  • 2010年より中堅・中小企業を対象とした事業継承M&Aコンサルティング事業を開始。
  • 2013年よりThe English Clubの前身となるEnglish Tutors Network事業を開始。
英語は学習方法で決まる。
徹底して科学的根拠にこだわったThe English Clubの英語学習法は、
今までにない効率的な英語習得を目指します。

CONTACT

本気で英語を学びたい方は下記の電話番号、
お問い合わせフォームよりご連絡ください。

TOP