英語での挨拶のとき、ドギマギしてしまう日本人は多い。それはパターンを知らないから。パターン別に定型表現を覚えて使えるようにしておこう。
挨拶はシーンによって使い分ける必要がある。場違いな挨拶にならないようにしなければならない。このコラムでは、一般的な挨拶、カジュアルな挨拶、そしてフォーマルな挨拶に分け、それぞれ会ったとき、別れるときによく使われる、必ず知っておきたい挨拶・返し方パターンを紹介している。また、普段よく会う人、久しぶりに会う人、初対面の人でも分けているのであらゆるシーンで使えるはずだ。
最初の挨拶でつまずいてしまうと、そのあとの英語もめちゃくちゃになりやすい。また、最後の挨拶が決められないと後味も悪い。挨拶で相手への印象も変わるので関係を良くするためにも重要だ。たかが挨拶とあなどらないで、しっかりとおさえておこう!
目次
1. ノーマルな英語挨拶|友人や会社の上司など誰でも会ったとき・別れるとき
一般的な挨拶のパターンを紹介する。カジュアル過ぎず、かつフォーマル過ぎない、誰にでも使える便利な挨拶表現だ。親しい友人や会社の上司、家族などと会ったときと別れるとき、どんどん使って無意識的に使えるようにしておこう。
1.1. 「会ったとき」の英語挨拶パターン|普段よく会う人・久しぶりに会う人・初対面の人
「普段よく会う人」と会ったとき|パターン①
A: Hello! <Jun>.
(こんにちは <ジュン>。)
B: Hi! <Tom>.
(こんにちは <トム>。)
Point: “Hello” と “Hi” は1日のうち、どの時間帯でも使える便利で一番簡単な挨拶のことば。“Hi” は “Hello” に比べて若干カジュアル。
「普段よく会う人」と会ったとき|パターン②
A: Hello! Good morning, <Ken>.
(おはようございます <ケン>。)
B: Good morning,<James>.
(おはようございます <ジェイムス>。)
Point: 使用できる時間帯は、“Good morning” は午前中、“Good afternoon” は正午以降日没くらいまで、“Good evening” は日没以降が目安。”Good” を省略する場合も多い。相手が先に上記の挨拶をしてきた場合は、同じ言葉を繰り返せばよい。
「普段よく会う人」と会ったとき|パターン③
A: Hello! How are you (doing),<Tom>?
(こんにちは。お元気ですか?<トム>。)
B: I’m good. Thank you for asking. How about you,<Ken>?
(元気です。ありがとうございます。あなたはいかがですか?<ケン>。)
A: I’m doing great. Thank you.
(最高です。ありがとうございます。)
Point: “Hello/Hi! How are you (doing)?” は、「お元気ですか?」の最も一般的なフレーズ。”doing” をつけると若干カジュアルな表現になる。相手から言われた場合、最も一般的な返答は、
I’m good/fine. Thank you (for asking).
I’m doing well. Thank you.
(元気です。ありがとうございます。)
Point: “Hello/Hi! How are you (doing)?” は、単なる挨拶の場合、本気で質問しているわけではないので、“Hello/Hi! How are you (doing)?” で返す場合も多い。
Point: 返すときのフレーズとして、中学のとき、”I’m fine. Thank you, and you?” と教わった方も多いと思う。「こんなこと言わない」と批判する人も多いが、使っても全く問題ない。単なる挨拶なので。とは言いつつ、”and you?” よりも “How about you?” の方が普通。
「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン①
A: Hello, Mary. It’s nice to see you again.
(こんにちは メアリー。またお会いできてうれしいです。)
B: Hi, Steve. It is great to see you, too. How have you been?
(こんにちは スティーブ。こちらこそ、またお会いできてうれしいです。お元気でしたか?)
A: I’ve been doing good. Thank you. How about you?
(元気にしております。ありがとうございます。あなたはいかがですか。)
B: I’ve been fine. Thank you for asking.
(元気です。ありがとうございます。)
Point: “(It’s/It is) nice to see you (again).” は、「またお会いできてうれしいです」を表現する最も一般的なフレーズ。最後の “again” は省略しても、”see” を使うことで「また」のニュアンスは伝わる。初対面の場合は “meet”、2回目以降に会う場合は “see” を使うこと。初対面ではないのに “meet” を使うと、相手は「前に会ったことがあるのに忘れているのかな?」と思ってしまうので注意が必要だ。
Point: 相手から “(It’s/It is) nice to see you (again).” と言われた場合、最も一般的な返答は、” (It’s/It is) (very/so) nice to see you, too.” と “too” をつければよい。
Point: 久しぶりに会った方には、”How are you?” を現在完了(進行)形にした、 “How have you been (doing)?” が使える。一般的な返答方法は、” I’ve been (doing) great. Thank you.” と、こちらも現在完了(進行)形にする。”doing” はあってもなくてもいい。
「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン②
A: Hello, Linda. It’s nice to see you again. It’s been a long time.
(こんにちは リンダ。またお会いできてうれしいです。お久しぶりですね。)
B: It sure has. It must be more than two years since we first met in London. I’m glad to see you again, Thomas.
(そうですね。最初にロンドンでお会いしてから2年以上でしょう。またお会いできてうれしいです トーマス。)
Point: “It has been a long time.” は若干カジュアルな表現。相手から言われた場合の一般的な返答は、”it sure has. It’s good to see you.”
Point: “It’s nice to see you again.” の主語は “It” で、” I’m glad to see you again.” の主語は “I” となることに注意。”I’m nice 〜” や “It’s glad〜” は意味的におかしい。
「初対面の人」と会ったとき|パターン①
A: Hi, good morning.
(おはようございます。はじめまして。)
B: Hello, good morning.
(おはようございます。はじめまして。)
A: I’m <Taro Suzuki>. Nice to meet you.
(<鈴木太郎>と言います。お会いできてうれしいです。)
B: I’m <Mark Zuckerberg>. Nice to meet you, too.
(<マーク・ザッカーバーグ>です。こちらこそ。)
Point: “Hello” と “Hi” は、初対面の人に対しては「はじめまして」の意味にもなる。若干カジュアルな “Hi” も初対面の方に使え、失礼にはならない(フォーマルな状況は避けた方が無難)。
Point: “(It’s) nice to meet you.” は、「お会いできてうれしいです」を表現する最も一般的なフレーズ。最初の “It’s (It is)” は省略する場合が多いが、省略しないほうが丁寧なニュアンスになる。相手からが先に “(It’s) nice to meet you.” と言われた場合、最も一般的な返答は、最後に “too” をつけるだけ。なお、返答の場合は “you” を若干強く発音する。
注意! “Nice meeting you.” と “Nice to meet you.” の意味は全く異なる。”Nice to meet you. (It is nice to meet you.)” は、初めて会った人に、最初にいう挨拶のことばで、「お会いできてうれしいです」の意味。一方で、“Nice meeting you. (It was nice meeting you.)” は、初めて会った人と話したあと、別れる際にいう挨拶のことばで、「お会いできてうれしかったです。」の意味。” Nice meeting you.” の省略しない形は、”It was” と動詞が過去形になっていることに注意してほしい。
「初対面の人」と会ったとき|パターン②
A: You are <Ms. Anne Hathaway>. Am I correct?
(<アン・ハサウェイ>さんでございますか?)
B: Yes, I am.
(はい、そうです。)
A: I’m <Ken Tanaka>. How do you do?
(<田中健>と言います。はじめまして。)
B: It’s nice to meet you, Ken.
(はじめまして、<ケン>さん)
Point:“(It’s/It is) nice to meet you.” の “nice” のところを下記のような別な単語に変えることもできる。意味はほとんど変わらない。
(It’s/It is) good/great/wonderful/lovely to meet you.
(お会いできてうれしい/素晴らしいです。)
“nice” のところを “happy” “glad” や “pleased” に変えることもできるが、これらの単語の場合は、主語が “I” になることに注意。”pleased” は上品な言い方。
(I’m/I am) happy/glad/pleased to meet you.
(お会いできてうれしい/幸せです。)
Point: “How do you do?” は、若干フォーマルかつ古風なフレーズ。初対面のときのみに使用される。相手から “How do you do?” と言われた場合、最も一般的な返答は、“How do you do?” と同じことを繰り返す。返答の場合は “you” を若干強く発音することで「あなたは」を強調する。
注意! 日本では、“How do you do?” と聞かれたら “How do you do?” と答えることが一般的だと思われているが、不自然だと感じるネイティブスピーカーもいることは事実だ。”It’s a pleasure to meet you.” は無難な返答。
1.2. 別れるときの一般的な英語挨拶
別れるときのもっとも一般的な挨拶は、
Bye.
(さようなら。)
Point:誰にでも言える「さようなら。」の挨拶。友人・家族・会社の同僚・取引先の人とあらゆる人に使える。
注意!”Goodbye” は、別れるときの挨拶としては滅多に使われない。非常にフォーマルに感じられると同時に、一般的には2度と再会しない人への別れの挨拶として使用される。
注意!”Bye-bye” は子どもっぽい表現で、一般的には子どもに対してのみ使用される。大人に使用されるのは、異性の気を引こうとするときや、親しい間のみ。会社の同僚や取引先の人には使わない。
2. カジュアルな英語挨拶|親しい友人・同僚と会ったとき・別れるとき
カジュアルな挨拶のパターンを紹介する。気の置けない親しい友人や会社の同僚に使える挨拶表現だ。会ったときと別れるとき、ガシガシ使って自動的に使えるようにしておこう。
2.1. 会ったときの英語挨拶パターン|普段よく会う人・久しぶりに会う人・初対面の人
「普段よく会う人」と会ったとき|パターン①
A: Hi, How’s it going, Rob?
(調子はどう?<ロブ>。)
B: Hey. Pretty good, you?
(いいよ。お前は?)
A: Not bad.
(悪くない。)
Point:「調子はどう?」の鉄板フレーズは、
How’s it going?
How’s everything (going)?
How are things (going)?
(調子はどう?)
Point: “How’s” は “How is” の省略形。会話では省略形が使われる。気心の知れた仲間うちでは、上記の中で ”How’s it going?” が最もよく使われる。ネイティブが発音すると「ハズゴーイン」と聞こえる。直訳すると「それはどのようにいっている?」の意味。”it” を “everything” や “things” にすることもよくある。相手から “How’s it going?” と言われた場合、最も一般的な返答は、
Pretty good!
(すごいいいよ。)
(It’s) going well.
(いいよ。)
Not bad.
(悪くないね。)
I’m good.
(いいよ。)
How’s it going?
(調子はどう?)
単なる挨拶なので、質問に特に返答しないで ”How’s it going?” と返すことも多い。
“How’s everything (going)?” や “How are things (going)? と訊かれた場合も上記の返答で良い。ただし、” It’s going well.” の “It’s” は、それぞれ “Everything’s (Everything is)” と “Things are” に変える必要がある。また、「それ(It)」について聞かれているのに、”I” を主語にした “I’m good.” は本来であればおかしいが、単なる挨拶なので、この返事もよく使われる。
「普段よく会う人」と会ったとき|パターン②
A:What’s up, Mike?
(何してんの、マイク。)
B:Nothing much. How about you?
(特に何も。お前は?)
A: I’m looking for Judy. Have you seen her?
(ジュディを探しているんだけと、見た?)
B: No I didn’t.
(いいや。)
Point:「何してんの?」の鉄板フレーズは、
What’s up?
What are you up to?
(何してんの?)
Point: “How’s it going?” の次に仲間うちでよく使われるのが “What’s up?” (特にアメリカ)。ネイティブが発音すると「ツアッ(プ)」に聞こえるので注意。直訳すると「何が起きているの?」の意味。
Point: “What are you up to?” の直訳は、そのまま「何しているの?」。”up to〜” は「〜をしている」のニュアンス。
Point:相手から “What’s up?” や “What are you up to?” と言われた場合、最も一般的な返答は、
Not much.
Nothing much.
(特に何も。)
Same as usual.
(相変わらず。)
What’s up?/ What are you up to?
(何してんの?)
単なる挨拶なので、質問に特に返答しないで同じ質問で返すことも多い。
「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン①
A: Hi, <Ken>. Longtime no see. Good to see you again.
(<ケン> 、久しぶり。また会えて嬉しいよ。)
B: Same here <Mike>. What have you been up to?
(こっちもだよ<マイク>。何やってたんだ?)
Point: “Long time no see.” はカジュアルな表現。相手から言われた場合の一般的な返答は、
Yes. It’s nice to see you.
Point: 相手から “(It’s/It is) good to see you (again).” と言われた場合、最も一般的なカジュアルな返答は、
You, too.
(“(It’s) nice to see you, too.” の省略形)
Likewise.
Same here.
(こちらもです。)
Point: “What have you been up to?” は、” What are you up to?”(何やってんの?)の現在完了形で「何やってたの?」の意味。一般的な返答は、
Not much.
(特に何も。)
Same as usual.
(相変わらず。)
I’ve been 〜
(〜してた。)
「初対面の人」と会ったとき|パターン①
A: Hi, I’m <Mike>. Nice to meet you.
(こんにちは。<マイク>です。会えて嬉しいよ。)
B: You, too. I’m <Ken>.
(こちらこそ。<ケン>です。)
Point: 相手から “(It’s/It is) nice to meet you.” と言われた場合、最も一般的なカジュアルな返答は、
You, too.
(“(It’s) nice to see you, too.” の省略形)
Likewise.
Same here.
(こちらもです。)
「初対面の人」と会ったとき|パターン②
A: Hi, you must be <Mike>!
(こんにちは。あなたは<マイク>ですよね。)
B: Yes, you are <Kaz>, right?
(そうです。あなたは<カズ>ですね。)
A: Yes, it’s nice to finally meet you in person.
(そうです。やっと直接会えましたね。)
B: I’m glad to meet you finally.
(やっと会えてうれしいです。)
Point:オンライン会議やメールではやり取りはあったが、実際に面と向かって会うのは初めての場合の挨拶。“finally” をつけると「やっと会えた」という感じを表現できる。このフレーズに対する返答は ”Finally!” と一言で済ませる場合もある(握手しながら)。
2.2. 別れるときのカジュアルな英語挨拶
別れるときのカジュアルな挨拶は、
See you.
See you soon.
See you later.
See you around.
(ではまた。)
Point:日時は未定だが、また会う予定がある人に対してのもっとも一般的な挨拶。
See ya.
(また。)
Point:”See you.” をよりカジュアルにしたフレーズ。
I’ve got to get going.
(行かなきゃ何ないんだ。)
Point:”I have to go.” とほぼ同じニュアンス。
Gotta go.
(行かないと。)
Point:”I have got to go.” の “I have” が省略された形。”go to” は、口語では “gotta” に変化する。上記の “I’ve got to get going.” よりもカジュアル。
Talk to you later.
(後で話そう。)
Point:”I will talk to you later.” の省略形。省略するとカジュアルになる。
Good seeing you!
(会えてよかったよ!)
Point:”It was good seeing you.” の省略形。
Bye for now.
(また。)
Point:すぐに会うであろう人に対するフレーズ。
Keep in touch.
(連絡取り合おう。)
Point:あまり頻繁に会わない人との別れのフレーズ。
Have fun!
(楽しんで!)
Point:別れた後に何か楽しそうなことをする人への別れのフレーズ。
Good luck!
(幸運を!)
Point:何か緊張するようなことがある人への別れのフレーズ。
Have a good one!
(良い日を!)
Point:イギリス英語。”one” は不特定のものを指す。
Until Monday/Friday/next week.
(月曜日/金曜日/来週まで。)
Point:また会う日が決まっている人へのフレーズ
Ciao.
Adios.
(じゃあね。)
Point:“Ciao” はイタリア語、 “Adios” はスペイン語で「さようなら」の意。
Take care.
(気をつけて。)
Point:フォーマルな場面でも使われる別れのフレーズ。
Take it easy!
(気をつけて。)
Point:「気楽にな!」のニュアンスが含まれた別れのフレーズ。
3. フォーマルな英語挨拶|目上の人や仕事関係の人と会ったとき・別れるとき
フォーマルな場面での挨拶のパターンを紹介する。仕事の取引先の方、会社のお偉いさんなどに挨拶する場合や、フォーマルな宴会や会議の場面で使える挨拶表現だ。会ったときと別れるときはビシッときめておこう。
3.1. 会ったときの英語挨拶パターン|普段よく会う人・久しぶりに会う人・初対面の人
「普段よく会う人」と会ったとき|パターン①
A: Hello! <Mr. Trump>. How are you?
(こんにちは、<トランプ>さん。お元気ですか?)
B: I’m good. Thank you for asking. How about you,<Ken>?
(元気です。ありがとうございます。あなたはいかがですか?<ケン>。)
A: I’m good. Thank you.
(よいです。ありがとうございます。)
Point: “Hi” は若干カジュアルなので、あまり親しくない目上の方には “Hello” が無難。また、”How are you doing?” も “doing” をつけると若干カジュアルに聞こえる。あとは、上記「ノーマルな挨拶」と変わらない。
Point: あまり親しくない目上の方は、ファーストネームではなく、ラストネームに敬称をつけて呼ぼう。相手から “Please call me Mike.”(マイクと呼んでください。)のように、ファーストネームで呼ぶように言われたり、普段そうしている以外は。
「久しぶりに会う人」と会ったとき|パターン①
A: Hello, <Linda>. It’s nice to see you again. It’s been a long time.
(こんにちは<リンダ>。またお会いできてうれしいです。お久しぶりですね。)
B: It sure has. It must be more than two years since we first met in London. I’m glad to see you again, Thomas.
(そうですね。最初にロンドンでお会いしてから2年以上でしょう。またお会いできてうれしいです トーマス。)
Point: フォーマルな場合は、” It’s nice to see you again.” や “I’m glad to see you again.” のように、”It’s” や “I’m” は省略しない。これらに限らず、省略するとカジュアルになることを覚えておこう。ちなみに、”It’s” や “I’m” よりも “It is” “I am” の方が丁寧になる。It has been a long time.” は若干カジュアルな表現。
「初対面の人」と会ったとき|パターン①
A: Hello, Mr. <Jack Sparrow. I’m <Junichiro Tanaka>. It is pleasure to meet you.
(こんにちは、<ジャック・スパロー>さん。<田中純一郎>と言います。お会いできて光栄です。)
B: The pleasure is mine. Mr. …. I’m sorry. What is your name again?
(こちらこそ光栄です。えーっと。すみません。もう一度お名前を教えていただけますか?)
A: My name is <Junichiro Tanaka>. Please call me “<Jun>”.
(<田中純一郎>です。<ジュン>と呼んでください。)
B. Nice to meet you, <Jun>.
(お会いできてうれしいです。<ジュン>。)
Point: “I It’s/It is a pleasure to meet you.” は、” It’s/It is nice to meet you.” よりも丁寧なフレーズ。ビジネスでは目上の方やお客様に対して使用する。 ”a pleasure” を “my pleasure” とする場合も多い。
Point: 相手から “It’s/It is a/my pleasure to meet you.” と言われた場合、最も一般的な返答は、
It is my pleasure to meet you as well.
It is a (great) pleasure to meet you, too.
(こちらこそお会いできて光栄です。)
“too” に変えて “as well” とすると上品さが増す。”great” をつけるとうれしさを強調できる。
The pleasure is mine.
(こちらこそ光栄です。)
“mine” を強めに発音すると、「こちらこそ」を強調できる。
「初対面の人」と会ったとき|パターン②
A: Hello, you must be <Mr. Stephen King>.
(こんにちは。<スティーブン・キング>様でございますよね。)
B: Yes, I am.
(はい、そうです。)
A: My name is <Mika Saito>. It is honor to meet you, <Mr. King>. I’m a big fan of your novels.
(私は<斉藤美香>と言います。お目にかかれて光栄です、<キング>さん。私はあなたの小説の大ファンです。)
B: Thank you. It’s nice to meet you.
(ありがとう。お会いできてうれしいです。)
Point: “It is honor to meet you” は、高貴な方や目上の方に対して使用する非常に丁寧なフレーズ。”It is an” は省略しない。
注意! 英語では「丁寧さ」よりも「フレンドリーさ」の方を重視する傾向がある。状況にふさわしくない丁寧すぎる表現は、逆に浮いてしますこともあるので注意が必要。
3.2. 別れるときのフォーマルな英語挨拶
別れるときのフォーマルな挨拶は、
Have a nice day/evening/weekend!
(良い日/夜/週末を!)
Point:フォーマルすぎない挨拶。誰にでも使える。店員がお客様に対して通常つかう別れの挨拶でもある。
Hope you have a wonderful day/evening/weekend.
(良い日/夜/週末をお祈りします!)
Point:”Have a nice day.” を丁寧に言った場合の挨拶。
Take care!
(お気をつけて!)
Point:フォーマルな場面で使える簡単な別れの挨拶。
It was nice meeting you.
(お会いできてよかったです。)
Point:初対面の方への別れの挨拶。
It was nice seeing you/talking to you.
(また会えて/お話しできてよかったです。)
Point:知っている方との別れの挨拶。
It was a pleasure seeing you/talking to you.
(再会できて/またお話しできて嬉しかったです。)
Point:久しぶりに会った方と別れる際の挨拶。
I’ll see you/ speak to you then.
(それではその時また会いましょう/お話ししましょう。)
Point:次回会うことが決まっている方への別れの挨拶。
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