第三弾。人生に関する英語の名言・格言で英語を学ぼう!英語の原文と日本語訳に加え、単語と文法の詳細説明を掲載。日本語訳では理解できない、真の名言・格言を感じて頂きたい。心に残る英語の名言・格言は人生に勇気や活力を与えてくれ、そして英語も記憶に深く刻まれるだろう。とっておきの25の名言・格言をご紹介しよう!
メアリー・オリバー/Mary Oliver
米詩人。28歳で初めての詩集を出版。1984年発表の第五詩集『American Primitive』でピューリッツァー賞受賞。1992年詩集『New and Selected Poems』で全米図書賞。上記のことばはハーバード大の卒業式で引用された。1935年生まれ。
「教えてください。わくわくする一度きりの貴重なこの人生で、あなたは何をするのかを。」
“Tell me, what is it you plan to do with your one wild and precious life?”
– Tell me: 命令形で「教えて」の意。
– plan to 〜: ~するつもりである
– with /wíð/ (前) ここでは「〜を使って」のニュアンス。
– what is it (which) you plan to do with〜: カッコ内の関係代名詞が省略されている。先行詞は “it”。 “you plan to do (X) with 〜” の (X) が関係代名詞になり前に来ている。
– wild /wáild/ (形) ここでは「面白い」のニュアンス。
– precious /préʃəs/ (形) 貴重な
チャールズ・ダーウィン/Charles Darwin
英の地質学者・生物学者。種の形成理論を構築。全ての生物種が共通の祖先から長い時間をかけて、彼が自然選択と呼んだプロセスを通して進化したことを明らかにした。2002年BBCの「100名の最も偉大な英国人」投票で第4位。1882年病没。享年73歳。
「一時間を平気で浪費できる人は、人生の価値を理解していない。」
“A man who dares to waste one hour of time has not discovered the value of life.”
– dare to 〜: (平気で)~する
– waste /wéist/ (動) ~を浪費する
– discover /diskʌ́vər/ (動) ~を発見する、見いだす
– has not discovered 〜: 「経験」を表す現在完了形「まだ発見/理解していない」の意。
無名/Anonymous
奮い立つには遅すぎる?
ジェームズ・シネガルは47歳の時コストコを創業。
ゴードン・ボーカーは51歳の時スターバックスを創業。
レイ・クロックは52歳の時マクドナルドを始めた。
フェルドナンド・ポルシェは56歳の時ポルシェを創業。
チャールス・フリントは61歳の時IBMを創業。
カーネル・サンダースは62歳の時KFCを創業。
Never too old to be inspired?
– James Sinegal founded COSTCO at 47
– Gordon Bowker founded STARBUCKS at 51
– Ray Kroc started McDonalds at 52
– Ferdinand Porsche founded PORSCHE at 56
– Charles Flint founded IBM at 61
– Colonel Sanders founded KFC at 62
– too 〜 to …: …するには〜すぎる ⇨ “too old to be inpired”「“inspire” されるには年をとりすぎ」の意。ここでは否定の “Never”「決して〜ない」 が文頭に来ており、最後に “?” があるので「 “inspire” されるには、年をとりすぎているということは決してない?」の意。
– inspire /inspáiər/ (動) 動機付ける ⇨ “be inspired” 受動態で「動機付けられる」の意。
– found /fáund/ (動) 創立する
スティーブン・ホーキング/Stephen Hawking
イギリスの理論物理学者。大英帝国勲章受勲。一般相対性理論と量子力学を結びつけた量子重力論を提示。量子効果によってブラックホールから粒子が逃げ出すというホーキング放射の存在を予想。21歳の時に筋萎縮性側索硬化症を発症。2018年3月14日死去。享年76歳。
「死を恐れてはいない。しかしながら急いで死にたくはない。やりたいことがまだたくさんあるから。」
“I’m not afraid of death but I’m in no hurry to die. There’s so much I want to do first.”
– be afraid of 〜: ~を恐れる
– be in no hurry to 〜: 急いで~しない
– so much: (代名詞)(非常に)たくさん
– There’s so much (that) I want to do: “much” の後に関係代名詞 “that” が省略されている。先行詞は “so much”。全体では「私がやりたいことがたくさんある。」の意。
– first /fə́ːrst/ (副) そもそも、まず
アルベルト・アインシュタイン/Albert Einstein
ドイツ生まれのユダヤ人理論物理学者。相対性理論が有名。20世紀最大の物理学者と呼ばれる。光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明で1921年ノーベル物理学賞受賞。腹部動脈瘤破裂により1955年没。享年76歳。
「成功者になろうと思うな。価値ある人間になれ。」
“Try not to become a man of success, but rather try to become a man of value.”
– Try not to become 〜: To 不定詞を否定する場合は、“to” の直前に “not”を置きます。全体的な文の構造は、“Try not to become 〜, but try to become …”「〜のなろうとするな。…になろうとしろ。」
– man of success: 成功の人 → 成功者
– man of value: 価値の人 → 価値ある人
– rather /rǽðər/ (副) (~よりは)むしろ
ジョニー・デップ/Jonny Depp
米の俳優、ミュージシャン。1963年生まれ。1978年に両親が離婚。子供時代はストレスのために自傷行為を繰り返していた。16歳の時に高校を中退しミュージシャンとしてのキャリアをスタート。2010年1年間の「最も稼いだハリウッド俳優」で2位にランクイン。
「あなたを信じなかった人達は、近いうちに、あなたとどのように出会ったかをみんなに自慢することになる。」
“One day the people that didn’t believe in you will tell everyone how they met you.”
– One day: いつか
– The people that didn’t believe in you: ここまでが主語。“that” は関係代名詞。人の場合は “who” でも “that” でも可。「あなたを信じなかった人達」の意。
– believe in /bilíːv/ /in/ (群動) ~を信じる
– tell everyone how they met you: “how” 以下のことを皆んなに言う。
– how they met you: “they” は、前出の “the people”。「彼らがどの様に会ったか」の意。
ヘンリー・フォード/Henry Ford
米フォード・モーターの創設者。自動車の育ての親と言われる。28歳でエジソンの会社でエンジニアとして働く。33歳の時に最初の自作4輪自動車を製作。失敗を繰り返した後、12年後にT型フォードが発表され爆発的に売れる。脳内出血により1947年没。享年83歳。
「全てのことが向い風のようにあなたに襲いかかってきている時、このことを思い出しなさい。飛行機は追い風では離陸できない。向い風だからこそ離陸できる。」
“When everything seems to be going against you, remember that the airplane takes off against the wind, not with it.”
– when /hwén/ (接) ~するときは
– everything /évriθiŋ/ (名) 全てのもの/こと
– seem /síːm/ (動) ~のように見える ⇨ “seem to be 〜”「~のように見える」
– against /əgénst/ (前) ~に不利に ⇨ “go against 〜”「〜に逆らって行く」から、ここでは「~の思い通りにいかない」の意。
– remember /rimémbər/ (動) 思い出す “remember that 〜” 命令形で「~を思い出しなさい」
– airplane /έərplèin/ (名) 飛行機
– take off: 〔飛行機などが〕離陸する
– wind /wínd/ (名) 風 ⇨ “against the wind”「風に逆らって」から「向かい風で」の意。
– with /wíð/ (前) ~と一緒に ⇨ “with it” “it” は “wind” を指す。「風と一緒に」から「追い風で」の意。
マーシャル・マクルーハン/Marshall McLuhan
加の英文学者、文明批評家。メディア研究における第一人者の一人とされる。あらゆる視点からの斬新なメディア論を展開。学者の間では賛否両論に分かれる。ウディ・アレンの『アニー・ホール』に出演も。1980年没。享年69歳。
「宇宙船地球号には乗客はいない。我々はすべてクルーである。」
“There are no passengers on spaceship earth. We are all crew.”
– There are no 〜: 〜はない
– passenger /pǽsən(d)ʒər/ (名) 乗客
– spaceship /spéisʃíp/ (名) 宇宙船 ⇨ “earth” と同格。「宇宙船地球号」の意。
– all /spéisʃíp/ (代) 全員(主語と同格)
– crew /krúː/ (名) 乗組員
ヨーダ/Yoda
映画『スター・ウォーズ』に登場する架空のキャラクター。ジェダイ・マスター。その実力はジェダイの中でも屈指のものであり、卓越したライトセーバーの技術と強力なフォースにより銀河系最強の剣士と讃えられる。身長66cm。およそ900歳。
「失うことを恐れる全てのものを解き放すよう鍛えなさい。」
“Train yourself to let go of everything you fear to lose.”
– train /tréin/ (動) 訓練する
– let go of 〜: ~を手放す
– fear /fíər/ (動) ~を恐れる ⇨ “fear to 〜”「〜することを恐れる」
– lose /lúːz/ (動) 失う
– everything (that) you fear to lose: カッコ内の関係代名詞が省略されている。先行詞は “everything” で「あなたが失うことを恐れる全て」の意。
アリストテレス/Aristotle
古代ギリシアの哲学者。プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに西洋最大の哲学者の一人。多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる。特に動物に関する研究他に類を見ない。紀元前322年没。享年62歳。
「知れば知るほど、何も知らないことを知る。」
“The more you know, the more you know you don’t know.”
– The + 比較級, the + 比較級: 〜すればするほど、ますます〜
– you know (that) you don’t know: カッコ内の接続詞 “that” が省略されている
ジョン・F・ケネディ/John F. Kennedy
第35代米国大統領。「世界が核戦争に最も接近した時」と言われるキューバ危機の時のJFKのリーダーシップは高く評価されている。マリリン・モンローなどとの不倫には批判も。在任中の1963年テキサス州ダラス市で暗殺される。享年46歳。
「惨めなまでに失敗する勇気がある人こそ、偉大なことを成し遂げる。」
“Those who dare to fail miserably can achieve greatly.”
– those /ðóuz/ (代名) それら ⇨ “those who 〜”「〜な人々」の意。 “who” は関係代名詞で先行詞は “those”。
– dare /féil/ (動) 恐れずに~する ⇨ “dare to 〜”「恐れずに〜する」
– fail /féil/ (動) 失敗する
– miserably /mízərəbli/ (副) ぶざまに
– achieve /ətʃíːv/ (動) 成し遂げる
– greatly /gréitli/ (副) 偉大に
ブルース・リー/Bruce Lee
サンフランシスコ生まれの中国人、中国武術家、香港の俳優、映画プロデューサー。千葉真一のファンで共演を申し入れたことも。1973年没。享年32歳。公式な死因は脳浮腫。しかし香港政庁が開いた死因究明裁判での正式な判決は死因不明。
「知識は力を与えてくれる。しかし、人格は尊敬を与えてくれる。」
“Knowledge will give you power, but character respect.”
– knowledge /nɑ́lidʒ/ (名) 知識
– will /wíl/ (助動) ここでは「習性」を表し「〜するものだ」の意。
– power /páuər/ (名) 力
– character /kǽrəktər/ (名) 人格
– respect /rispékt/ (名) 尊敬
– but character (will give you) respect: 前文と同じ形で “will give you” が省略されている。繰り返しを避けるため。
ハーヴィー・スペクター/Harvey Specter
米のTVドラマ「Suits」の主人公。一流弁護士事務所のシニア・パートナー。冷静沈着で高慢。弁護スキルに絶対の自信を持つ。既存のルールを破り続けることで地位と名声を築いてきた。アメリカで人気。Facebookも存在。1972年生まれ。
「損失を最小限にすることだけに注力していると、絶対に大成功はしない。」
“You’re never going to win big if you only look to minimize your losses.”
– You’re (are) never going to 〜: “be going to 〜” 「~するだろう」。 “never” (副)「決して~ない」。全体では「あなたは決して〜しないだろう」の意。
– win /rísk/ (動) 成功する
– big /bíg/ (副) 大きく ⇨ “win big”「大成功する」の意。
– If 〜: 条件説「もし〜ならば」を導く接続詞。仮定法ではない。
– look /lúk/ (動) ここでは「注意を向ける」の意。
– minimize /mínəmàiz/ (動) 最小限にする
– loss /lɔ́(ː)s/ (名) 損害
アーネスト・ヘミングウェイ/Ernest Hemmingway
米の小説家。死後発表のものを含めて19の小説(短編集・ノンフィクション含む)を出版。米文学の古典。『老人と海』が評価され1954年ノーベル文学賞受賞。二度の航空機事故の後遺症による躁鬱に悩まされ1961年ショットガンで自殺。享年61歳。
「話す前に耳を傾けること。反応する前に考えること。お金は使う前に稼ぐこと。批判する前に待つこと。祈る前に許すこと。辞める前にトライすること。」
“Before you talk, LISTEN. Before you react, THINK. Before you spend, EARN. Before you criticize, WAIT. Before you pray, FORGIVE. Before you quit, TRY.”
– before /bifɔ́ːr/ (接) ~する前に
– talk /tɔ́ːk/ (動) 話す
– listen /lísn/ (動) 聞く
– react /ri(ː)ǽkt/ (動) 反応する
– think /θíŋk/ (動) 考える
– spend /spénd/ (動) 使う
– earn /ə́ːrn/ (動) 稼ぐ
– criticize /krítəsàiz/ (動) 批判する
– wait /wéit/ (動) 待つ
– pray /préi/ (動) 祈る
– forgive /fərgív/ (動) 許す
– quit /kwít/ (動) やめる
– try /trái/ (動) 試みる
ジョン・F・ケネディ/John F. Kennedy
「変化し続ける事。それは人生の原則である。今現在や過去の事に固執する人は、必ず未来を見誤ってしまう。」
“Change is the law of life. And those who look only to the past or present are certain to miss the future.”
– change /tʃéin(d)ʒ/ (名) 変化
– law /lɔ́ː/ (名) 法則
– those who look only to the past or present: ここまでが全て主語。 “ those who 〜 ” は、〜する人達。“ who ” は関係代名詞。
– look (only) to 〜: 〜 (だけ) に関心を向ける
– be certain to 〜: きっと~する
– miss /mís/ (動) 見逃す
マハトマ・ガンディー/Mahatma Gandhi
インド独立の父。南アフリカで弁護士をする傍ら公民権運動に参加。帰国後はインドの英国からの独立運動を指揮。その形は非暴力、不服従を提唱。この思想は世界中に大きな影響を与えた。1948年ニューデリーでヒンドゥー原理主義集団によって暗殺される。享年78歳。
「世の中で起こってほしい変化を起こす人になれ。」
“Be the change you want to see in the world.”
– change /tʃéin(d)ʒ/ (名) 変化 ⇨ “the change”「変化」から「変化を起こす人」のニュアンス
– Be the change: 命令形で「〜になれ」から「変化になれ」→「変化を起こす人になれ」。
– you want to see (the change) in the world: カッコ内が関係代名詞になり、先行詞 “change” の後に。しかしここではその関係代名詞は省略されている。
無名/Anonymous
「人はクレヨンだと思った方が良い。あまり好きではない色があるかもしれないが、絵を完成させるためにはそれらの色も必要です。」
“Sometimes you have to see people as a crayon. They may not be your favorite color, but you need them to complete the picture.”
– sometimes /sʌ́mtàimz/ (副) 時々
– have to 〜: 〜しなければならない
– see (人) as 〜: (人) を〜と見る
– crayon /kréiɑn/ (名) クレヨン
– They may 〜: “Thay” は “crayon”のこと。
– may /méi/ (助動) ~かもしれない ⇨ “may not 〜”「〜ではないかもしれない」
– favorite /féivərət/ (形) お気に入りの
– you need them: “them” は「お気に入りの色ではないクレヨン」のこと。
– complete /kəmplíːt/ (動) 仕上げる
– picture /pík(t)ʃər/ (名) 絵画
スティーブ・ジョブズ/Steve Jobs
アップル社の共同設立者。2009年経済誌『フォーチュン』から「過去10年間の(最も優れた)最高経営責任者」に選出。2012年第54回グラミー賞で、特別功労賞の一つ「トラスティーズ賞」が授与される。膵臓癌により2011年没。享年56歳。
「あなたにとって大切で重要な刺激的なことをやっているならば、あなたは頑張る必要はない。ビジョンがあなたを突き動かしてくれる。」
“If you are working on something exciting that you really care about, you don’t have to be pushed. The vision pulls you.”
– If you are 〜: 条件説で「もし〜であれば」の意。事実と反することを表す仮定法ではない。
– work /wə́ːrk/ (動) 働く ⇨ “work on 〜” の “on” は「接触している」イメージで「〜に接して働く」から、ここでは「〜に取り組む」の意。
– exciting /iksáitiŋ/ (形) 刺激的な ⇨ “something exciting”「刺激的な何か」: “exiting” は後ろから “something” を修飾している。
– really /ríːəli/ (副) 本当に
– care /kέər/ (動) 大事[重要]だと思う ⇨ “care about 〜”「~を大事に思う」
– that you really care about: “that” は関係代名詞で先行詞は “something”。「あなたが本当に大事だと思う “something”」の意。
– have to 〜: 〜をしなければならない ⇨ “don’t have to 〜”「〜する必要はない」
– push /púʃ/ (動) 強要する ⇨ “be pushed” 受動態で「強要される」
– vision /víʒən/ (名) ビジョン
– pull /púl/ (動) 引っ張る
ジャック・スパロウ (ジョニー・デップ)/Captain Jack Sparrow
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主人公。架空の人物で、ジョニー・デップが演じる海賊。脚本家によれば、スパロウは最も才能の無い剣士であり、難解な立場を切り抜けるのに剣術よりも頭の回転に頼っているという。
「問題はその問題自体にあるのではない。その問題に対するあなたの考え方が問題なのである。」
“The problem is no the problem; the problem is your attitude about the problem.”
– problem /prɑ́bləm/ (名) 問題 ⇨ “ The problem is not the problem.”「問題は問題ではない。」と考えると全く理解できないので、最初の “ problem “ は「困難な状況・事態」、次の “ problem “ は「問題」と考えるとわかりやすい。そう考えると、3番目と4番目の “ problem “ も後者の「問題」と考えられる。 ⇨ もしくは、最初の “ problem “ の後に “ itself ” を付け加えて考えると理解しやすい。“ The problem itself is not the problem. ”「問題自体が問題ではない。」
– attitude /ǽtitjùːd/ (名) 姿勢、態度、考え方
ウォーレン・バフェット/Warren Buffet
米の投資家、経営者、資産家、慈善活動家。世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主兼会長兼CEO。2006年個人資産の85%にあたる374億ドル(4兆円以上)を慈善団体に寄付することを発表。1930年生まれ。
「川の深さを両足で確かめることはやめろ。」
“Never test the depth of river with both the feet.”
– Never 〜: 強い否定の命令形「絶対に〜するな。」 ⇨ “Don’t 〜” より強い表現。
– test /tést/ (動) 検査する ⇨ “test 〜 with …”「〜を… 検査する」
– depth /dépθ/ (名) 深さ
– river /rívər/ (名) 川
– both /bóuθ/ (形) 両方の ⇨ “both the feet”「両方の足」
– foot /fút/ (名) 足 ⇨ (複数) feet
アリストテレス/Aristotle
「批判を避けるには一つの方法しかない。何もするな。何も言うな。何人にもなるな。」
“There is only one way to avoid criticism; Do nothing, Say nothing, and Be nothing.”
– There is 〜: 〜がある
– way /wéi/ (名) 方法 ⇨ “only one way to 〜”「〜するための唯一の方法」の意。
– avoid /əvɔ́id/ (動) 避ける
– criticism /krítəsìzm/ (名) 批判
– nothing /nʌ́θiŋ/ (代名) 何も~ない、 (名) 無価値な人
– be /bíː/ (動) ここでは「〜になる」 ⇨ “Be nothing” 命令形で「無価値な人になれ」の意。
ウォーレン・バフェット/Warren Buffet
「一番の投資というのは、あなた自身への投資である。」
“The best investment you can make is in yourself.”
– best /bést/ (形) 最も良い ⇨ “good” 及び “well” の最上級形(good – better – best / well – better – best): “The best imvestment” の様に “the” を必ずつける。(最も良いのは一つしかないため。)
– investment /invés(t)mənt/ (名) 投資
– make /méik/ (動) ~を行う ⇨ “make investment”「投資をする」の意。
– The best investment you can make: “investment” の後に関係代名詞 “that” もしくは “which” が省略されている。「あなたが行うことができる最も良い投資」の意。
– yourself /juərsélf/ (名) あなた自身
–主語 + is in yourself: “is” の後に “the investment” が省略されている。⇨ “主語 + is the investment in yourself”「(主語)は、あなた自身への投資です。」の意。
無名/Anonymous
「どんな職業でも、成功の鍵は、学歴が5%、経歴が15%、そしてコミュニケーション能力が80%を占める。」
“No matter what job you have in life, your success will be determined 5% by your academic credentials, 15% by your professional experiences, and 80% by your communication skills.”
– No matter what 〜: たとえどんな~であろうと ⇨ “No matter what job you have in life”「あなたが人生においてどのような仕事を持とうとも」の意。
– determine /ditə́ːrmin/ (動) 決定する ⇨ “be determined”「決定される」の意。
– academic /æ̀kədémik/ (形) 学問の
– credential /krədénʃl/ (名) 経歴 ⇨ “academic credentials”「学歴」
– 5% by 〜: 〜によって5%
– professional experience: 「職業上の経験」から「経歴」の意。
– communication skill: コミュニケーション能力
ジャック・ウェルチ/Jack Welch
米の実業家。1981年から20年間ゼネラル・エレクトリック社のCEOを務めた「伝説の経営者」。基本の経営手法は「リストラ」による資本力の建て直しとM&A。ピーター・ドラッカーの信奉者。最高時の年収は9400万ドル。1935年生まれ。
「競争上の優位性がなければ、競争に参加するな。」
“If you don’t have a competitive advantage, don’t compete.”
– If you〜: 条件説で「もし〜であれば」の意。事実と反することを表す仮定法ではない。
– competitive /kəmpétətiv/ (形) 競争力の高い
– advantage /ədvǽntidʒ/ (名) 強み
– compete /kəmpíːt/ (動) 競争する ⇨ “Don’t compete” 否定の命令形で「競争するな」の意。
レイ・クロック/Ray Kroc
米マクドナルドの創業者。1955年52歳でマクドナルド兄弟からフランチャイズ権を取得。1961年マクドナルド兄弟から商権を270万ドルで買収。1965年に株式公開。生涯で5億ドルの富を築いた。糖尿病により1984年没。享年81歳。
「お金のためだけに働いていると、決して成功はしない。しかし、やっていることが大好きであれば、成功はあなたのものだ。」
“If you work just for money, you’ll never make it. But if you love what you’re doing, success will be yours.”
– If you 〜, you will 〜: 条件説を導く “if”。仮定法ではない。「もしあなたが〜なら、…です。」の意。
– work for 〜: 「〜のために働く」 ⇨ “work just for money”「お金のためだけに働く」の意。
– make it: 「やり遂げる」⇨ ここでは「成功する」の意。
– what you’re doing: “what” は先行詞を含んだ関係代名詞。“the thing which” に置き換えると分かりやすい。「〜のもの/こと」と訳す。ここでは現在進行なので「あなたがやっていること」の意。
– success /səksés/ (名) 成功
– yours /júərz/ (代名) あなたのもの
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