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公開日:
2020.09.28

英語【分詞】話すための英文法!現在分詞と過去分詞を徹底解説

英語の分詞は「現在分詞」と「過去分詞」の2種類ある。「現在分詞」は「動詞の -ing形」で、「過去分詞」は「動詞の -ed形」*だ。「現在分詞」は「〜している」、「過去分詞」は「〜されている」という意味を表す。

英語の分詞

*過去分詞は不規則に変化する動詞もある。

このコラムで説明する分詞の例文は以下のとおりだ。これら基礎的なことから、これら以外の発展的なことまで徹底的に解説する。

Who is the man talking to Kate?
(ケイトに話している男はだれ?)
Tom showed me some pictures painted by his father.
(トムは父親によって描かれたいくつかの絵を私に見せた。)
There was a crying baby on the plane.
(飛行機に泣いている赤ちゃんがいた。)
The stolen money was found by the police.
(盗まれたお金は警察によって見つけられた。)
It was an exciting game.
(ワクワクする試合だった。)
There were a lot of excited supporters.
(興奮したサポーターがいっぱいいた。)
My job is boring.
(私の仕事はつまらない。)
I am bored with my job.
(私は私の仕事に飽き飽きしている。)

1. 英語の分詞|【基礎】分詞が名詞を「後ろ」から修飾する!

現在分詞と過去分詞は、名詞を後ろから修飾(説明)することができる。

1.1. 名詞を後ろから修飾する「現在分詞」

下記の例文では、「talking」という「現在分詞」が、「the man」(男)という名詞を後ろから修飾(説明)している。

名詞を後ろから修飾する現在分詞

ここでは「the man」が「talk」しているので、「動詞の -ing形」である「現在分詞」「talking」が使われている。

その他の例文も見てみよう。

He received an email offering him a job.
(彼は仕事を提供する手紙(採用通知)を受け取った。)

A woman sitting next to me on the plane was sleeping most of the time.
(飛行機で隣に座っていた女性はほとんど寝ていた。)

The road connecting the two cities is very wide.
(2つの都市を結ぶ道路はとても広い。)

1.2. 名詞を後ろから修飾する「過去分詞」

下記の例文では、「painted」という「過去分詞」が、「some pictures」(いくつかの絵)という名詞を後ろから修飾(説明)している。

名詞を後ろから修飾する過去分詞

ここでは「some pictures」が「paint」されているので、「動詞の -ed形」である「過去分詞」「painted」が使われている。

その他の例文も見てみよう。

The man injured in the accident was taken to the hospital.
(事故で負傷させられた(負傷した)男は病院に搬送された。)

Somebody called Ken visited you while you were out.
(ケンと呼ばれる(ケンという)人が、あなたが出かけている間に来た。)

Most of the cars made in Japan are exported.
(日本で作られるほとんどの車は輸出される。)

2. 英語の分詞|【基礎】分詞が名詞を「前」から修飾する!

現在分詞と過去分詞は、名詞を前からも修飾(限定)することができる。

ちなみに、名詞を前から修飾する語は、その名詞がどういうものかを「限定」する役割を持ち、名詞を後ろから修飾する語は、その名詞のその時の状況を「説明」する役割を持つ。なお、これは発展的なことなので、理解が難しければ無視してかまわない。

2.1. 名詞を前から修飾する「現在分詞」

下記の例文では、「crying」という「現在分詞」が、「baby」(赤ちゃん)という名詞を前から修飾(限定)している。

名詞を前ら修飾する現在分詞

ここでは「baby」が「cry」しているので、「動詞の -ing形」である「現在分詞」「crying」が使われている。

2.2. 名詞を前から修飾する「過去分詞」

下記の例文では、「stolen」という「過去分詞」が、「money」(お金)という名詞を前から修飾(限定)している。

名詞を前ら修飾する過去分詞

ここでは「money」が「steal」されたので、「動詞の -ed形」である「過去分詞」「stolen」が使われている。なお、動詞「steal」(盗む)の活用形は「steal – stole – stolen」。

3. 英語の分詞|【基礎】分詞が「形容詞」になった!

「現在分詞」と「過去分詞」の「分詞」は、名詞を修飾することができると説明してきた。一方で、一般的には名詞を修飾するのは「形容詞」と呼ばれる。そこで、名詞を修飾する「分詞」の中で、頻繁に使われるものが「形容詞」に分類されるようになった。

3.1. 形容詞になった「現在分詞」

例えば、下記の例文の「exciting」は本来、動詞「excite」の「現在分詞形」だが、頻繁に名詞を修飾するようになったので「形容詞」と分類されるようになった。ちなみに、「excite」は「興奮させる」という意味なので「興奮させる試合 → ワクワクする試合」という意味になる。

形容詞になった現在分詞

その他の例文も見てみよう。

This is an interesting book.
(これは面白い本だ。)

She gave me a surprising present.
(彼女は私に驚くべきプレゼントをくれた。)

What is the most boring movie you have ever watched?
(あなたが今までで見た中で一番つまらない映画は何?)

3.2. 形容詞になった「過去分詞」

また、下記の例文の「excited」は本来、動詞「excite」の「過去分詞形」だが、頻繁に名詞を修飾するようになったので「形容詞」と分類されるようになった。ちなみに、「excite」は「興奮させる」という意味なので「興奮させられたサポーター → 興奮したサポーター」という意味になる。

形容詞になった過去分詞

その他の例文も見てみよう。

There are a lot of interested investors.
(興味を持っている投資家が大勢いる。)

He showed me a picture of a beautiful woman with a surprised face.
(彼は私に驚いた顔をした美しい女性の写真を見せた。)

There were many bored people at the conference.
(会議では多くの退屈そうな人たちがいた。)

4. 英語の分詞|【基礎】分詞が「補語」になった!

形容詞は「補語」になることもできる。したがって「形容詞」になった「分詞」も当然「補語」になる。ちなみに「補語」とは、第二文型「SVC」の「C」である。

4.1. 形容詞として補語になった「現在分詞」

下記の例文では、分詞から形容詞になった「boring」が「補語」となって主語の「My job」を説明している。ちなみに、動詞の「bore」は「〜をうんざりさせる」という意味なので、現在分詞の「boring」が形容詞になって「うんざりさせるような」→「つまらない」のニュアンスになる。

補語になった現在分詞

その他の例文も見てみよう。

This movie is interesting.
(この映画は面白い。)

My salary is satisfying.
(私の給料は満足のいくものだ。)

The game was disappointing.
(その試合は期待はずれだった。)

4.2. 「be動詞 + 現在分詞」の進行形

形容詞になった現在分詞が補語になることを上記で説明したが、現在分詞そのものも補語になる。「be動詞 + 現在分詞」の形の「進行形」だ。

I am studying English now.
(私は今英語を勉強している。)

なお、「現在進行形」についての詳細は「英語【現在進行形】※話すための英文法!基本〜発展を徹底解説」を参考にしてほしい。

be動詞の「am」と、動詞「study」の現在分詞形の「studying」で、「勉強している」という意味の「現在進行形」になっている。

上記の例文の「studying」は「現在分詞」であり「形容詞」ではない。なお、ここでは念のため説明しているが、英語を使うために「現在分詞」か「形容詞」なのかを判断できる必要はない。

4.3. 形容詞として補語になった「過去分詞」

下記の例文では、分詞から形容詞になった「bored」が「補語」となって主語の「I」を説明している。ちなみに、動詞の「bore」は「〜をうんざりさせる」という意味なので、過去分詞の「bored」が形容詞になって「うんざりさせられるような」→「うんざりしている/飽き飽きしている」のニュアンスになる。

補語になった過去分詞

その他の例文も見てみよう。

I am interested in this movie.
(私はこの映画に興味がある。)

I am not satisfied with my salary.
(私は給与に満足していない。)

We were disappointed with the game.
(我々はその試合にがっかりした。)

4.4. 「be動詞 + 過去分詞」の受動態

形容詞になった過去分詞が補語になることを上記で説明したが、過去分詞そのものも補語になる。「be動詞 + 過去分詞」の形の「受動態」だ。

This house was built in 1920.
(この家は1920年に建てられた。)

be動詞の「was」と、動詞「build」の過去分詞形の「build」で、「建てられた」という意味の「受け身」の過去形になっている。

上記の例文の「built」は「過去分詞」であり「形容詞」ではない。なお、ここでは念のため説明しているが、英語を使うために「過去分詞」か「形容詞」なのかを判断できる必要はない。

5. 英語の分詞|【発展】その他の重要な分詞!

分詞について、その他発展的なことについて説明する。

5.1. 【発展】S + V + O + C (分詞)

第5文型の「SVOC」の「C」の役割をする「分詞」を見てみよう。この文型では「O = C」であることに注意してほしい。

5.1.1. 「S + keep + O + C (分詞)」

I have to keep her waiting for an hour.
(私は彼女を1時間待たせなければならなかった。)

「keep」は「SVOC」の形を取れる動詞だ。上記の例文では、「her」が「wait」しているので現在分詞の「waiting」になっている。

You should keep the door locked.
(あなたはいつもドアの鍵をかけておくべきだ。)

上記の例文では、「door」が「lock」されるので過去分詞の「locked」になっている。

5.1.2. 「S + have+ O + C (分詞)」

He had me playing soccer from an early age.
(彼は私が幼い頃からサッカーをさせた。)

「have + O + 現在分詞」で「O を〜させる」という意味になる。上記の例文では、「me」が「play」するので現在分詞の「playing」になっている。

I had my hair cut at the barber’s shop yesterday.
(私は昨日床屋で髪を切ってもらった。)

上記の例文では、「my hair」が「cut」されるので過去分詞の「cut」になっている。ちなみに動詞「cut」の活用は「cut – cut – cut」だ。

5.1.3. 「S + see+ O + C (分詞)」

I saw Kate waiting for a train.
(私はケイトが電車を待っているのを見た。)

「see」などの「知覚動詞」は「SVOC」の形をとる。「知覚動詞」は「see」のほかにも「hear」「watch」「feel」「listen to」などがある。上記の例文では、「Kate」が「wait」しているので現在分詞の「waiting」が使われている。

I saw a bird shot by a hunter.
(私は鳥が猟師に撃たれるのを見た。)

上記の例文では、「a bird」が「shoot」されたので過去分詞の「shot」が使われている。ちなみに動詞「shoot」の活用は「shoot – shot – shot」だ。

5.2. 【発展】分詞構文

「分詞構文」とは、2つのこと(状態・動作)をまとめて表現するときに使われる「分詞」を使った構文だ。

He is sitting on a bench reading a book.
(彼は本を読みながらベンチに座っている。)

「彼がベンチに座っている」と「本を読んでいる」の2つのことを分詞を使って1文で表現している。この例文では、主語「He」が「read」しているので現在分詞の「reading」が使われている。

Surrounded by his students, the teacher is singing a song.
(生徒に囲まれて、先生は歌を歌っている。)

上記の例文では、「先生が生徒に囲まれている」と「先生が歌を歌っている」の2つのことを分詞を使って1文で表現している。主語「the teacher」が「surround」されているので過去分詞の「surrounded」が使われている。

「分詞構文」についての詳細は「英語の分詞構文|※話すための英文法!初心者向け基本から発展」を参考にしてほしい。

5.3. 【発展】「with + 名詞 + 分詞」

下記の例文をみてほしい。「彼女は椅子に座っていた。」に、「with her legs swinging」を加えて、どのような状況で椅子に座っていたかを説明している。この例文では、「her legs」が「swing」しているので現在分詞の「swinging」が使われており「with + 名詞 + 現在分詞」という形になっている。

She was sitting in a chair with her legs swinging.
(彼女は足を振って椅子に座っていた。)

下記は「with + 名詞 + 過去分詞」の例文だ。「with」以下で彼がどのような状況で立っているのかを説明している。ここでは、「his arms」が「fold」されているので過去分詞の「folded」が使われている。

He is standing with his arms folded.
(彼は腕を組んで立っている。)

6. 英語の分詞|【発展】現在分詞と動名詞の違い

「現在分詞」と同様に、「動名詞」の形も「動詞の -ing形」である。違いを簡単に説明すると、動詞に「名詞」の働きをさせる場合が「動名詞」で、動詞に「形容詞」の働きをさせる場合が「現在分詞」である。

「現在分詞」の意味は「〜している」、「動名詞」の意味は「〜すること」と覚えておけばよい。(いつでも100%当てはまるわけではない。)

現在分詞と動名詞の違い

現在分詞と動名詞の使い方の違いは以下の通り。

現在分詞動名詞
A living creature
(生き物)
I enjoy living in Tokyo.
(私は東京で住むことを楽しんでいる)
A opening ceremony
(開会式)
Do you mind opening the window?
(窓を開けることは嫌ですか?)
A talking baby
(話している赤ちゃん)
The baby is talking.
(その赤ちゃんは話している)
I like talking with people.
(私は人と話すことが好きだ)
A working woman
(働いている女性)
The woman is working.
(その女性は働いている)
I hate working here.
(私はここで働くことが大嫌いだ)
A smoking man
(タバコを吸っている男)
The man smoking over there is my father.
(あそこでタバコを吸っている男性は私の父だ)
He stopped smoking.
(彼はタバコを吸うことをやめた)

英語を使えるようになる上で、「現在分詞」か「動名詞」なのかを判断できるようになる必要性は高くない。実際、イギリスなどで出版されている文法書にはその違いの説明が載っていないものも多い。要するに、意味が理解できればよいのだ。

なお、「動名詞」についての詳細は「英語【動名詞】※話すための英文法!基本から発展を徹底解説」を参考にしてほしい。

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執筆者プロフィール
小柳 恒一
  • 1999年ロンドン大学大学院ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。1997年TOEFL630点取得。2003年TOEIC990点取得。2004年米国公認会計士試験合格。2010年4月中小企業診断士登録。
  • 2000年よりリーマン・ブラザーズ等にて13年以上M&Aのアドバイザリー業務に携わる。
  • 2010年より中堅・中小企業を対象とした事業継承M&Aコンサルティング事業を開始。
  • 2013年よりThe English Clubの前身となるEnglish Tutors Network事業を開始。
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