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公開日:
2020.06.26
更新日:
2020.07.03

英会話の発音|※初心者向け超基礎からの発音矯正練習法と教材

初心者の方が英会話の発音を良くするためには、まずは2つの「超」基礎をおさえておく必要がある。それは、「口を動かす」ことと「腹式呼吸」だ。

英会話の発音を良くするためには、「母音と子音」「単語のアクセントの位置」「音声変化(リエゾン)」「強弱(リズム)」「抑揚(イントネーション)」の5つの要素を習得しなければならない。しかし、その前に上記の「超」基礎をおさえなければ、5つの要素を学習する意味がない。

さあ、英会話上達のための発音矯正の第一歩を始めよう!

1. 英会話の発音|口を大きく「動かす」こと!

スピーキング

ネイティブ・スピーカーに伝わる英語の発音を習得するための初めの一歩は、ネイティブのように口を大きく動かしながら発音することだ。ネイティブの口の動かし方をまねて、最初は大げさなくらい口を動かそう。

ネイティブ・スピーカーと英語で話す機会があったら、口の動きをよく観察して頂きたい。ネイティブは口周りの筋肉をよく動かして話していることがわかるだろう。それには理由がある。英語は口を大きく動かして発音しないと、相手にうまく伝わらない言語だからだ。

1.1. 英語は微妙な発音の差が多いので口を動かそう!

英単語の微妙な発音の違いを相手に伝えるには、口を大きく動かす必要がある。

口

英語は日本語に比べて発音数が多い。例えば、日本語の「あ」は1つだが、英語の「あ」は5つあると言われている。母音と子音の数でいうと、日本語の母音は5つだが、英語は24もある。子音は日本語が16に対して、英語は24ある。英語の方が圧倒的に多い。

英語は発音数が多いので、発音は似ているが意味が異なる単語が非常に多い。そのため、その違いをはっきりとわかるように発音しないと相手に理解してもらえないのだ。

単語例注意事項
hat[hǽt]
hut[hʌ́t]
hot[hɑ́t]
・[æ]は口を左右にひっぱって「ア」。「エ」と「あ」の中間の音。
・[ʌ]はほぼ日本語の「ア」に近いが、口をあまり開けずに口の奥の方で発音する。
・[ɑ]は「オ」に近い「ア」。口を縦に開けて「あ」と発音する。
she[ʃíː]
see[síː]
・日本語の「シ」は[ʃí]に近いが、[ʃí]は日本語よりも唇を前にとがらせるように発音する。
・[sí]は日本語で書くと「スィ」となる。唇は前にとがらせず、日本語の「ス」から初めて、すぐに「ィ」を発音する感じ。

例えば、「hat(帽子)」「hut(小屋)」「hot(熱い)」の3つの単語の発音を日本語で表記すると、3つとも「ハット」が一番近い(アメリカ英語)。しかしながら、英語では発音が異なる。また、「she」と「see」は日本語では両方とも「シー」だが、英語では発音が全く異なる。

このような微妙な発音の違いを相手に伝えるには、口を大きく動かしてその違いをはっきりと発音する必要があるのだ。

なお、発音記号の詳細については「英語の発音記号|日本人が苦手な母音と子音を14のコツで矯正!」を参考にしてほしい。

1.2. 英語は発音重視の言語なので口を動かそう!

ネイティブは、下記で説明する理由から、文脈から単語の意味を想像できないので、単語を正確に発音しなければ理解してくれない。したがって、口を大きく動かしてはっきりと発音する必要があるのだ。英語は発音が重要な言語だといわれる理由である。

口

日本語は発音数が少ないため、全く同じ発音で異なる意味を持つ単語が非常に多い。例えば「かこう」という単語は、「加工」「火口」「下降」「河口」「花崗」「河港」などの様々な単語がある。日本人は会話で、相手がどの「かこう」を意味しているかを、前後の文脈から想像しながら聞いているのだ。

英語の場合は発音数が多いため、上記のような同じ発音で異なる意味の単語は少ない。そのため、前後の文脈からその意味を想像する必要はない。一方で、微妙に発音が異なる単語が多い。英語は、相手に正確に理解してもらうには、発音が重要なのだ。正確に発音しようとすると、口を大きく動かすことで微妙な違いを発音し分ける必要がある。

単語例注意事項
burn[bə́ːrn]
barn[bɑ́ːrn]
born[bɔ́ːrn]
・[əːr]は口をあまり開けないで、舌を奥に丸めてから発音する。(「burn」の場合は「b」を発音するときはすでに舌を丸めている。)
・[ɑːr]は口を縦に開けて「ア」と発音しながら、徐々に舌を奥に丸める。(「barn」の場合は「b」を発音するときはまだ舌は丸めていない。)
・[ɔːr]は口を縦に開けて「オ」と発音しながら、徐々に舌を奥に丸める。(「born」の場合は「b」を発音するときはまだ舌は丸めていない。)
・「r」で舌を丸めるときは、舌を絶対にどこにも触れないようにすること。
law[lɔ́ː]
low[lóu]
・[ɔ́ː]は口を縦に開けて「オー」と発音。
・[óu]は唇を少し丸めて「オー」と長めに発音し、最後に「ゥ」をつけて「オーゥ」と発音。
fry[frái]
fly[flái]
・「fry」の場合は、「f」を発音する時に、すでに舌を丸め気味にしておくと発音しやすい。[r]で舌を奥に丸める時に、上の歯茎や上あごに少しでもあてると[l]の音になってしまう。
・[l]は日本語の「ラ」行の舌の動かし方とは違う。「fly」の場合は、「f」を発音したあと、上の前歯と歯茎の境目にしっかりと舌先をつけてから、下に弾くようにしながら「ラ」と発音する。
berry[béri]
very[véri]
・[b]の発音は日本語を同じと考えてよい。
・[v]は上の前歯を下唇のつけて隙間から声を出すが、その隙間から漏れる、擦れるような音を最初にさせることが肝心。
hood[húd]
food[fúd]
・[h]の発音は日本語を同じと考えてよい。
・[f]は、日本語の「フ」と発音すると[h]に聞こえてしまう。上の前歯を下唇のつけて隙間から息を出すが、その隙間から漏れる、擦れるような音を最初にさせることが肝心。
sick[sík]
thick[θík]
・[sí]は日本語の「シ」にならないように、「スィ」のように発音。
・[θí]は上の前歯と舌先の隙間から漏れる、擦れるような音を最初にさせることが肝心。
close[klóuz]
clothe[klóuð]
・[z]は日本語の「ズ」でよい。
・[ð]は上の前歯と舌先の隙間から漏れる、擦れるような音を最初にさせることが肝心。
measure[méʒər]
major[méidʒər]
・[dʒ](ヂ)は、最初に舌を上顎につけて、そこで息を一旦止め、それを破裂させながら「ヂ」と発音する。
・[ʒ](ジ)は、舌を上あごにはつけず、舌と上顎の隙間から摩擦させながら声を出して「ジ」と発音する。

英語のネイティブ・スピーカーは単語の意味を「発音」で区別しているので、日本人のように「想像」して理解する必要がない。したがって、その能力も低い。例えば、アメリカのアイスクリーム屋で、日本語発音で「バニラ」と発音しても通じない(筆者の体験)。日本人からすると、多少発音が間違っていても理解してほしいと思うかもしれないが、彼らはその「想像」する能力がないのだ。

1.3. 日本人は大げさなくらい口を動かそう!

日本語を母語とする我々日本人は、特におおげさに口を大きく動かす必要がある。

口

日本語はあまり口を動かさなくても相手に伝わりやすい言語だと言われている。日本語が「想像」の言語であることが理由の一つだろう。しかし、英語は「発音」の言語である。普段あまり口を動かさずに日本語を話している我々は、口を大きく動かして話すことに慣れていない。したがって、特に学習初期のころは、大げさなくらい口を動かして丁度よいくらいだ。

2. 英会話の発音|「腹式呼吸」で話すこと!

呼吸

英語は「腹式呼吸」で発話すると、英語独特の音を明確に、そして相手に伝わりやすく発音できる。ネイティブ・スピーカーの声はでかいと感じている人も多いはずだ。彼らは腹式呼吸で発話していることがその理由である。

2.1. 腹式呼吸とは?

腹式呼吸

「腹式呼吸」とは、息を吸うときに横隔膜を下げることによって息を多く取り込む呼吸方法だ。横隔膜を下げることにより、腹が前に突き出てくる。あたかも腹に空気が入って膨れているように思うかもしれないが、そんなことはできない。

腹式呼吸は横隔膜の力で息を押し出すので、通常の呼吸に比べて「多くの量」の息を「強く出す」ことができる。したがって歌を歌うときは腹式呼吸がよいと言われている。

2.2. 英語は腹式呼吸で大きな声で明確に!

主張する人

「発音」の言語である英語は、腹式呼吸による大きな声で、はっきりと明確に発音しなければネイティブに伝わらない。自信がないと小さな声になりがちだが、そうなってしまうと、より理解してもらえなくなる。間違ってもいい。腹式呼吸で、堂々と大きな声で発音するようにしよう!

日本人は通常、胸式呼吸で日本語を発話する。胸式呼吸とは、横隔膜を動かさないで息をする呼吸法だ。日本語を話すときと同じ呼吸法で英語を話すと、声が小さくなりがちになり、日本語にはない英語の発音や、微妙に異なる発音を明確に区別して発音できにくくなる。

2.3. 特に破裂音・摩擦音・破擦音は腹式呼吸!

英語は特に「破裂音」「摩擦音」「破擦音」は腹式呼吸で発音した方が正確にそして明確に発音でき、相手に伝わりやすくなる。英語の破裂音・摩擦音・破擦音は以下の通り。

発音の種類発音記号単語例
破裂音[p]put[pút]
[t]ten[tén]
[k]car[kɑ́ːr]
[b]big[bíɡ]
[d]day[déi]
[g]get[gét]
摩擦音[f]face[féis]
[θ]thank[θǽŋk]
[s]set[sét]
[v]visit[vízət]
[ð]that[ðǽt]
[z]zero[zíərou]
[ʒ]usual[júːʒuəl]
破擦音[tʃ]chair[tʃéər]
[dʒ]jet[dʒét]

「破裂音」(Plosive)とは、子音のうち、鼻と口の両方を閉鎖し呼気を止めたのち、その閉鎖を急に開放して発生する音。

「摩擦音」(Fricative)とは、子音のうち、口の中で、唇、歯、舌などで狭い隙間をつくり、その小さな隙間を流れる空気の摩擦によって発生する音(子音)。

「破擦音」(Affricate)とは、破裂音と同じく、鼻と口の両方を閉鎖し呼気を止めたのち、その閉鎖を急に開放するが、開放するときに摩擦音を発生させると破擦音になる。

「破裂音」「摩擦音」「破擦音」は、「息」を破裂させたり摩擦させる発音方法である。したがって、より強い息を出せる腹式呼吸の方が、ネイティブに伝わりやすく、明確に発音できる。日本語にも存在する発音も多いが(特に破裂音)、これらは日本語で発音するときよりも強めに破裂させた方が伝わりやすくなる。

3. 英会話の発音|「動き」と「音」をまねること!

エアロビ

英語の発音をよくするコツは、とにかく「まねる」ことだ。ネイティブの「口の動かし方」をじっくり観察してまねてよう、そしてネイティブが出す「音」をよく聞いてそっくりにまねてみよう。発音はその2つのことをまねることから始まる。

3.1. 口の動かし方をまねよう!

唇・舌・喉

発音は「くちびる」「舌」「あご」「のど」「肺」「横隔膜」などを連携させた「運動」だ。「運動」は、野球やサッカー、ゴルフなどのスポーツのように、うまい人の動きをまねることが上達の近道になる。発音も同様に、うまい人(ネイティブ)の動きをまねることで早く上達する。

ネイティブと直接話す機会がない方は、BBC Learning English という英語学習サイトの「The Sounds of English」というコンテンツが役に立つ。英語の母音と子音の発音方法について、口元の動きの詳細を動画で見られる。発音方法の説明は英語なので難しいかもしれないが、動きをみるだけでも参考になるだろう。

3.2. 音をそっくりにまねよう!

リスニング

「動き」をまねてみても、実際の音が全く異なる場合も多い。その場合は、ネイティブの音を聞き、口の動かし方を色々と変えながら試してみることだ。

発音は「動き」をまねても、微妙な力の入れ方などの影響で違った音に聞こえることがある。例えば、上記で紹介した「hut[hʌ́t]」と「hot[hɑ́t]」は、「動き」の差はあまりないが、「音」の違いは明らかだ。このような場合は、「動き」を意識しつつ、ネイティブの「音」と自分の「音」を聞き比べながら、「動き」を色々と試すことでネイティブの発音に近づけていってほしい。

4. 英会話の発音|「大人」でも発音矯正は可能!

東京大学大学院神経生理学の池谷准教授は、発音は、「くちびる」「舌」「のど」を動かすことでその違いを表す「運動系」であり、運動系は大人になってからでも繰り返し練習すれば必ず習得できると著書で説明している。

シンクロ

一方で、「運動系」のことを習得するには時間がかかる。スポーツと同じように、ある「動き」を無意識的にできるようになるためには何度も繰り返すしかない。無意識的に正確な「動き」で発音できるようになるには、何度も何度も嫌になるくらい繰り返し練習するしかない。

ちなみに、このコラムは、池谷准教授の著書「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」を参考にさせて頂いているので興味がある方は是非読んでみてほしい。

5. 英会話の発音|発音の「5要素」をおさえよう!

音符

英会話の発音を克服するには、下記の5つの要素を理解してトレーニングした方が効率的だ。

母音と子音(発音記号)
単語のアクセント(ストレス)の位置
音声変化(リエゾン)
強弱(リズム)
抑揚(イントネーション)

① 発音記号については上記で既に触れた。それ以外の4つについて簡単に説明する。

5.1. 単語のアクセント(ストレス)の位置

英単語には強く発音する場所(アクセントの位置)がある。そのアクセントの位置を間違えて発音すると、ネイティブには理解してもらえないことが多い。したがって、英単語を覚える際は、意味はもちろん、アクセントの位置も覚えることが非常に大切になる。

vanilla[vənílə]

例えば、「バニラアイス」の「ヴァニラ/vanilla[vənílə]」は、アクセントが「ヴァ/[və]」ではなく「ニ/[ní]」にある。日本語的に「ヴァ」にアクセントをおいて発音すると、理解してもらえず「バニラアイス」は買えない。筆者の実際の経験だ。

単語のアクセントの位置は、単語を覚える際に、音声を聞きながら、そして自分で発音しながら必ず一緒に覚えるようにしたい。発音記号の上の「′」が、そこに「アクセント」があるという符号だ。なお、「アクセント」は「ストレス」といわれる場合がある。

単語のアクセントの詳細については「英語のアクセント|基礎と応用8つのルールで英単語の発音矯正!」を参考にしてほしい。

5.2. 音声変化(リエゾン)

音声変化(リエゾン)とは、単語と単語がつながって発音されるために、単語が聞き取りにくくなる現象のことだ。日本語ではあまり起こらない現象なので、日本人には難しく感じてしまう。音声変化を克服するには、自分でも音声変化をさせて発音できるようにしよう。

音声変化 Check it out

上記の「Check it out!」は、ラジオのDJがよく使う「調べてみよう!(聞いてみよう!)」の意味である。単語を一つずつ発音すると、「チェック イット アウト」だが、ネイティブがナチュラルなスピードで発音すると「チェッケラゥ」になってしまう。このような現象を音声変化という。音声変化には「連結」「脱落」「同化」と主に3種類あるが、「Check it out」には「連結」と「同化」に加えて、「フラッピング」という音声変化も起こっている。

我々日本人はこのように音声変化させて発音する必要はない。「チェック イット アウト」でも十分通じるからだ。しかし、自分でも発音できるようになった方が、このような音声変化を効率的に聞き取れるようになる。自分で発音できない音は聞き取れないからだ。

英語の音声変化(リエゾン)の詳細については「英語のリエゾン(リンキング)|3つの種類・詳細ルールと克服法」を参考にしてほしい。

5.3. 強弱(リズム)

「英語はリズムが大切」ということを聞いたことがあるかもしれない。確かに英語はリズム(強弱)が大切なのだ。英語はリズムよく発音しないと理解してもらえない場合も多い。日本語は比較的平坦な言語といわれているので、これも日本人にとって苦手な部分である。まずはネイティブをまねるところから始めよう。

英語は、「強く」発音されるところと「弱く」発音されるところをはっきりと分ける傾向がある。そして、一般的には「強く」発音されるところは「ゆっくり」発音され、「弱く」発音されるところは「速く」発音される。それによって英語独特の「リズム」が生じるのだ。

I’ll show you the photo of my family.
(あなたに私の家族の写真を見せよう。)

上の例文では太字の部分を「強く」「ゆっくり」発音し、その他の部分を「弱く」「速く」発音することでリズムが生じる。基本的には、話者が重要だと思っている部分を「強く」「ゆっくり」発音すると考えていい。上記の例文でも、「家族」の「写真」を「見せる」という単語が重要なことが理解できるだろう。

なお、英語の強弱(リズム)の詳細については「英語はリズムが重要!4つの法則を理解して使える英語を獲得する」を参考にしてほしい。

5.4. 抑揚(イントネーション)

イントネーション(抑揚)とは、声の「高低」の変化のことだ。日本語でもイントネーションで意味の変化を表すことができるが、英語は日本語以上にイントネーションで意味の違いを表現すると言われている。イントネーションが間違っていたり、イントネーションを付けずに平坦に発音すると、自分の意図とは異なる意味で伝わる場合があるので注意が必要だ。

Yes/Noで答えられる疑問文は文末を上がり調子で発音することなど、文法で決められているイントネーションはそれほど難しくない。一方で、話者の意図で変化するイントネーションは、ネイティブのまねをしながら覚えていくしかない。例えば下の例を見てほしい。

Excuse me⤵.
「失礼します。」(通常の意味)

Excuse me⤴.
「もう一度言ってもらえますか?」(聞こえなかったので質問している)

Excuse me⤴.
「(強めに発音)何を言っているんですか!」(言われたことに怒っている)

 

「Excuse me」は、イントネーションによって少なくても上記の3つの意味を表すことができる。これらは実践を重ねながら身につけていくしかない。

なお、英語の抑揚(イントネーション)の詳細については「英語のイントネーション(抑揚)|基礎と応用15のルールで発音矯正」を参考にしてほしい。

6. 英会話の発音|「発音矯正」トレーニング法とおすすめ教材!

腹筋する男性

英語の発音矯正トレーニング法については「英語の発音|初心者向け科学的見地からの6つのコツと練習方法!」に詳細を解説しているので、ここでは概略のみを説明する。

6.1. STEP 1|発音矯正には発音記号を習得!

吹き出しの中の音符

効率的に発音を矯正したいのであれば、まずは発音記号を学ぶことをおすすめする。難しいと感じるかもしれないが、ほとんどがアルファベットと重なっているので、覚えるべき発音記号はそれほど多くない。

The English Clubでは、毎週1つの発音記号を解説するメールを配信している。まずはそのメールを流し読みすることから始めよう。メール配信登録は「The English Clubの 無料Email Newsletter」から。

6.2. STEP 2|発音矯正のための自動化トレーニング!

腹筋する女性

発音記号がある程度理解できるようになったあと、The English Clubで提唱している「自動化トレーニング」で発音を矯正していくことをおすすめする。

「自動化トレーニング」とは、発音に限らず、単語・文法を含めた英語の知識を効率的に習得し、それらの知識を無意識的、自動的に使えるようにするためのトレーニング法である。下図の通り全部で22のトレーニングが含まれている。

英語自動化トレーニング法

これら22 の自動化トレーニングのうち、発音矯正に適した8つのトレーニングが以下の通りだ。

発音自動化トレーニング

これら8つのトレーニングは、個別に行なっても効果はあるが、下記のフローで行なうとより高い効果が期待できる。

発音トレーニング フロー

それぞれのトレーニングの詳細はやり方は「英語の発音|初心者向け科学的見地からの6つのコツと練習方法!」を参考にしてほしい。

6.3. 発音矯正用おすすめ教材

初心者の皆さま向けの、発音矯正用おすすめ教材を2冊紹介する。これらの教材を使用し、上記の自動化トレーニングを是非実践してほしい。

しゃべる英文法[コスモピア]¥1,800+税
しゃべる英文法

第二言語習得研究の第一人者である白井恭弘氏の著書。ビジネス関連を中心とした24の会話文が収録されている。音声はダウンロード可能。平易な単語の会話文だが、音声はナチュラルに近いので、初心者の発音矯正の練習には適している。文法のおさらいや、初歩的なスピーキングの練習も可能。

仕事で使えるMyフレーズ[Z会]¥1,600+税
仕事で使えるMyフレーズ

ビジネスシーンでの短い会話が60収録されている。音声はダウンロード可能。こちらも平易な単語の会話文だが、音声はナチュラムに近い。「しゃべる英文法」よりも若干レベルが高くなる。こちらも、文法のおさらいや、スピーキングの練習が可能。

7. 英会話の発音|まとめ

祝福
  • ネイティブ・スピーカーに伝わる英語の発音を習得するための初めの一歩は、ネイティブのように口を大きく動かしながら発音すること。
  • 英語は「腹式呼吸」で発話すると、英語独特の音を明確に、そして相手に伝わりやすく発音できる。ネイティブ・スピーカーの声はでかい理由は呼吸法。
  • 英語の発音をよくするコツは、ネイティブの「口の動かし方」とネイティブが出す「音」を「まねる」ことから始まる。
  • 英会話の発音を克服するには、「母音と子音」「単語のアクセントの位置」「音声変化」「強弱」「抑揚」の5つの要素を理解してトレーニングすると効率的。
  • 初心者の皆さまの発音矯正は、まずは発音記号を理解することをおすすめする。そのあとは8つの「自動化トレーニング」で英語の音を体得しよう!
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執筆者プロフィール
小柳 恒一
  • 1999年ロンドン大学大学院ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。1997年TOEFL630点取得。2003年TOEIC990点取得。2004年米国公認会計士試験合格。2010年4月中小企業診断士登録。
  • 2000年よりリーマン・ブラザーズ等にて13年以上M&Aのアドバイザリー業務に携わる。
  • 2010年より中堅・中小企業を対象とした事業継承M&Aコンサルティング事業を開始。
  • 2013年よりThe English Clubの前身となるEnglish Tutors Network事業を開始。
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